浦添市役所、1400人が使うグループウェアをサイボウズに乗り換え

沖縄県浦添市役所は、職員が使うグループウェアを「サイボウズ ガルーン 2」に乗り換えた。オープンソースや有償のグループウェアも検討し、コストと機能面でサイボウズ製品の導入を決めた。

» 2009年12月08日 20時24分 公開
[ITmedia]

 沖縄県の浦添市役所は、大規模企業向けのグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」を導入し、約1400人が使う情報共有基盤を稼働させた。サイボウズが12月8日に発表した。

 ガルーン 2の採用で重視したのは、市役所内のさまざまな職種の職員が情報を共有できる点。対応するWebブラウザが多岐にわたっていた点や、バックアップの時間が短く24時間365日稼働する点も評価した。

 浦添市役所は2002年から、日立製作所のグループウェア「Groupmax」を活用していた。同時に150人までしか使うことができず、在籍していた約900人の職員は十分な情報共有ができなかった。掲示板に更新した情報を担当者が印刷して、職員で回覧するといった手間も生じていた。サーバの老朽化も進んでいたため、サーバを含むグループウェアの入れ替えを2007年から検討していた。

 オープンソースの「Aipo」や「GroupSession」、有償の「desknet's」といったグループウェアを2年掛けて検討。コンペティションによる入札で、機能やコスト面で高い評価だったガルーン 2に決めた。

image 浦添市のポータル画面


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