東急電鉄、ARを活用した日本初のプロモーション実験を展開

東京急行電鉄、国立情報学研究所、NEC、東急エージェンシーは、日本初となる位置情報連動型のARプロモーションを開始することを明らかにした。

» 2009年12月24日 17時58分 公開
[ITmedia]
pin@clip ピナクリのAR画面イメージ

 東京急行電鉄、国立情報学研究所、日本電気(NEC)、東急エージェンシーは12月24日、日本初となる位置情報連動型のARプロモーションを開始することを明らかにした。

 12月26日から渋谷駅周辺で開始されるこの取り組みでは、AR機能などを備えたiPhoneアプリ「pin@clip ピナクリ」を利用する。渋谷で同アプリケーションを起動すると、特定の場所でタグ情報が表示されるようになっており、それらのコンテンツを閲覧したり、店舗で利用できるクーポンに引き替えることができる。

 12月26日から1月24日までは、徳間書店のアニメ作品「電脳コイル」のプロモーションが、2月1日から3月10日までは、東宝配給で3月6日から公開される「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」のプロモーションが行われる予定。

 この取り組みは経済産業省が進める「平成21年 ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(e空間実証事業)」の一環として採択された、東京急行電鉄の事業「ぷらっとPlat」の実証実験という位置づけ。同様の実証実験として、愛媛県松山市道後温泉でも観光情報提供サービス「ぷらっとPlat@松山」が実施されている。



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