ヤフーはデジタルサイネージ事業の強化を目指し、COMELと業務・資本提携する。端末用のコンテンツ管理システムを新たに開発するとしている。
ヤフーは2月1日、デジタルサイネージ(電子看板)事業の強化を目指し、ソフトバンクグループで同事業を手掛けるCOMELと業務・資本提携すると発表した。
提携により、デジタルサイネージ向けのコンテンツ管理システムを2社で開発していく。ネットワークに接続できる端末を増やしていくほか、設置場所に関連するコンテンツの配信に力を入れる。提携を機に、デジタルサイネージ事業を本格的に展開していく見通しだ。
2社は2009年4月に、デジタルサイネージの視認性や広告効果を検証する実証実験を開始。ヤフーは結果を基に、デジタルサイネージの事業化に着手するとしていた。
COMELの第三者割当増資をヤフーが引き受け、発行済み株式を約15%保有する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.