Google Chrome 4、Greasemonkeyをネイティブサポート

Firefox用に開発された拡張機能「Greasemonkey」が、Google Chrome 4に数クリックでインストールできるようになった。Chrome対応の拡張機能が4万近く増えたことになる。

» 2010年02月02日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米GoogleのWebブラウザ「Google Chrome 4」が、Firefoxの拡張機能「Greasemonkey」のユーザースクリプトにネイティブに対応した。Greasemonkeyの開発者で、現在Googleでソフトウエアエンジニアを務めるアーロン・ブードマン氏が2月1日、公式ブログで発表した。

 Greasemonkeyは、シンプルなJavaScriptを使ってWebページをカスタマイズできるオープンソースのFirefox向け拡張機能。現在userscripts.orgに4万以上のスクリプトが登録されている。

 スクリプトは拡張機能に変換されるので、ほかの拡張機能と同じように数クリックでGoogle Chromeにインストールできる。ただし、現行のスクリプトのうち、15〜25%はまだChrome上で稼働しないとブードマン氏は見積もっている。稼働しないスクリプトを見つけたら、その作者に連絡するようユーザーに呼び掛けている。

grease Installボタンをクリックし、表示される注意ボタンもクリックすると拡張機能としてインストールされる

 Google Chrome 4の安定版は現在Windows版のみ。extension galleryに登録されているChrome用の拡張機能は1月の時点で1500だった。

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