KDDI、携帯メールの「未承諾広告」を規制する機能を廃止

KDDIは、au携帯電話で提供する「未承諾広告」を規制する機能を終了すると発表した。

» 2010年03月23日 18時00分 公開
[ITmedia]

 KDDIは3月23日、au携帯電話利用者向けに提供している「メールフィルター」の「未承諾広告規制」機能を6月16日で終了すると発表した。

 同機能は、2002年7月1日に施行された当時の特定電子メール法および改正特定商取引法を受けて、件名に「未承諾広告」を含むメールをユーザーが受信拒否できるよう同年11月から提供していた。

 特定電子メール法と特定商取引法は、2008年5月30日の改正(施行は同年12月1日)で、受信者の同意がない広告メールの送信を原則禁止(オプトイン規制)した。同社ではオプトイン規制の導入や、「未承諾広告」を含むメール自体が極めて少なくなり、規制の効果がほとんどない状況になったことから終了を決めたと説明している。

 なお、機能の終了に伴って利用者が設定操作をする必要はないという。

関連キーワード

広告 | au | オプトイン | サービス終了


企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ