スマートフォンは2011年末までに多機能携帯を追い抜く――米調査

米国の携帯ユーザーのうちスマートフォンを使っているのはまだ21%だが、急速に普及が進む見通しだという。

» 2010年03月30日 07時00分 公開
[ITmedia]

 iPhoneやBlackBerry、Android携帯のようなスマートフォンは、2011年末までに米国でフィーチャーフォン(多機能携帯電話)を追い抜く――米調査会社Nielsenがこのような予測を発表した。

 同社によると、米国の携帯ユーザーのうちスマートフォンを使っているのは、2009年第4四半期の時点で21%。2008年末時の14%から増加している。過去6カ月間に携帯電話を購入したユーザーのうち、スマートフォン購入者の割合は29%。Nielsenの調査では、消費者の45%が次はスマートフォンを買つもりであることが示されている。

 こうしたトレンドに加え、価格下落や機能の充実によって、スマートフォンの売れ行きは急速に高まるとNielsenは見込んでいる。2011年末までには米国市場での普及率でフィーチャーフォンを抜く見通しという。

 また同社の調査によると、スマートフォンユーザーは男性が53%で、女性が47%。また、スマートフォンは初め法人市場で人気が高まったが、現在は3分の2のユーザーが私的な用途に使っているという。

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