Barnes & Nobleが電子書籍リーダー「NOOK」を199ドルに値下げし、Wi-Fi版を149ドルで発売した。Barnes & Nobleの発表後、Amazonも「Kindle」を189ドルに値下げした。
発売から約2カ月で200万台を販売した米AppleのiPadに対抗すべく、先行する電子書籍リーダーが相次いで値下げされた。
米書店大手のBarnes & Nobleは6月21日(現地時間)、「NOOK」を259ドルから199ドルに値下げしたと発表した。NOOKはAndroid搭載の電子書籍リーダーで、AT&Tの3GネットワークまたはWi-Fi経由で同社から書籍を購入できる。値下げとともにソフトウェアのアップデートも行われ、AT&Tのホットスポットからも無料でアクセスできるようになった。同社はWi-Fi機能のみの「NOOK Wi-Fi」も発売した。こちらは149ドル。
同日、米Amazonも259ドルだった「Kindle」を189ドルに値下げしたと発表した。上位機種の「Kindle DX」の価格は489ドルに据え置かれている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.