富士通はPCサーバ「PRIMERGY RX200 S6 省電力モデル」を発表。IT機器およびオフィスの節電に貢献するためのモデルという位置づけだ。
富士通は5月10日、PCサーバ「PRIMERGY RX200 S6 省電力モデル」を発表した。5月20日に販売開始する。
本モデルは、今夏の電力不足に備えIT機器およびオフィスの節電に貢献するための機種という位置づけ。そのため現時点では、国内のみで提供する。富士通研究所が開発した技術により冷却ファンの回転数を温度に応じて制御したり、低消費電力のCPUやメモリを採用したりすることで、現行モデルに比べ消費電力を最大33%削減したという。
また富士通によると、約5年前の同社製PCサーバと比較した場合、処理性能は約3.4倍に向上しながらも、消費電力は最大約47%削減しており、電力性能比は約7.2倍に達するという。企業はサーバ機器の更新を図ることで、パフォーマンスの改善と消費電力の削減を両立できるといえる。
PRIMERGY RX200 S6 省電力モデルの価格は35万3000円から。2011年6月中旬に提供開始する見込み。
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