Apple、Time CapsuleとAirMacのファームウェア更新版をリリース

「ファームウェア7.6」では、任意のコード実行に利用される恐れのある脆弱性に対処した。

» 2011年11月14日 07時30分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは、無線LANルータ「Time Capsule」と「AirPort(日本名AirMac)ベースステーション(802.11n)」のファームウェアアップデートを11月11日付で公開し、1件の脆弱性に対処した。

 同社のセキュリティ情報によると、更新版の「ファームウェア7.6」ではDHCP関連の問題に対処した。この問題を突かれると、悪質なDHCPレスポンスを使って攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあった。

 ファームウェアの更新は、Time Capsule/AirPortに搭載されている設定・管理ツール「AirPort Utility」(AirMacユーティリティ)経由でインストールできる。Appleでは、ファームウェアの更新前にAirPort Utility 5.5.3以降のバージョンを同社のダウンロードサイトから導入しておくことを推奨している。

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