Androidの苦情を言ってWindows Phoneを当てよう――Microsoft担当者が便乗キャンペーン

Windows Phoneの担当者がAndroidに対する苦情を募り、体験談を寄せたユーザーにWindows Phoneをプレゼントすると発表した。

» 2011年12月14日 07時54分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 Googleの公式アプリケーションダウンロードサイト「Android Market」でマルウェアが仕込まれたアプリケーションが見つかったと伝えられた問題で、米MicrosoftのWindows Phone担当者がTwitterでAndroidに対する苦情を募り、体験談を寄せたユーザーにWindows Phoneをプレゼントすると発表した。

 MicrosoftのWindows Phone担当エバンジェリスト、ベン・ラドルフ氏(@BenThePCGuy)は12月13日のTwitterで、Androidの問題について報じた記事にリンクを張り、「Androidにまたマルウェア! 被害に遭った? あなたの話を#droidrageで共有して、#windowsphoneへのアップグレードを当てましょう。当選者は5人」とツイートした。#droidrageは、Androidの「droid」と「rage」(激怒の意味)の単語を組み合わせたハッシュタグ。

 Microsoftの公式Twitterもラドルフ氏のツイートを引用し、「#droidrageの方にWindows Phonesを無料で差し上げます。詳しくは彼のフィードを」と公認した。

 これを受けて#droidrageには早速、Androidで不正アプリケーションの被害に遭ったという体験談が寄せられている。さらに「私のAndroid携帯にマルウェアは感染していない。それ自体がマルウェアだ」といったAndroid批判のほか、ラドルフ氏のキャンペーンについて「見え透いた便乗PRだ」といった声も寄せられている。

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