会津大学とNEC、復興支援を目的に連携協力の基本協定を締結

「会津大学復興支援センター(仮称)」事業を通じて、IT活用のビジネスモデル開発や人材育成、産学共同研究などに着手する。

» 2012年03月05日 15時52分 公開
[ITmedia]

 会津大学(福島県会津若松市)とNECは3月5日、東日本大震災の復興支援を目的とする連携協力基本協定を締結したと発表した。同大学が設置する「会津大学復興支援センター(仮称)」事業を通じて、ITを活用したビジネスの創出や人材育成、産学共同研究などに着手する。

 具体的には、災害拠点に求められる高度なセキュリティシステム、エネルギーマネジメントシステムを導入した街づくり、高度な医療サービスの3分野でビジネスモデルを開発し、将来の実用化に向けた実証実験の企画や実行を検討する。

 またNECがビックデータ処理に関する教育講座を会津大学で開設し、大学教員とNECの技術者との技術交流を図るほか、会津大学とNECがM2M(Machine to Machine)サービス基盤を共同構築してベンチャー企業などがデータベースや情報の共有・閲覧、共同作業ができる環境を整備。共同研究の推進とベンチャー企業育成、新サービスの創出に取り組むという。

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