Apple、Google、FacebookらがWeb標準リソースプロジェクト「WebPlatform.org」で結集

W3CがAdobe、Apple、Facebook、Google、HP、Microsoft、Mozilla、Nokia、Operaとともに、HTML5やCSS3などのオープンWeb技術の包括的なリソースサイト構築を目指すプロジェクトを立ち上げた。

» 2012年10月09日 09時25分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 Web標準化団体のWorld Wide Web Consortium(W3C)は10月8日(現地時間)、AppleやGoogleを含む9社とともに、HTML5やCSS3などのオープンWeb技術の包括的で信頼できるリソース構築を目的とするプロジェクト「Web Platform Docs(docs.webplatform.org)」を立ち上げたと発表した。

 web docs.webplatform.org

 参加するのは、Adobe、Apple、Facebook、Google、Hewlett-Packard(HP)、Microsoft、Mozilla、Nokia、Opera。

 Web開発者が、複数のWebブラウザ、プラットフォーム、端末で問題なく表示できるWebサイトを構築するための信頼できる情報を入手できるポータルになることを目指すという。

 WebPlatform.orgはドキュメント集、フォーラム、チュートリアル集などで構成されており、開発者同士がIRCでチャットすることも可能だ。wikiで構築されているので、参加者は情報を追加することで貢献できる。同サイトに投稿されたコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスで保護される。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ