オープンソースのスマホ向けプラットフォーム「Tizen」、次期バージョンのSDK公開「MeeGo」の後継

» 2012年09月28日 14時29分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 オープンソースのモバイルプラットフォームを開発するTizenプロジェクトは9月25日、次期バージョンとなる「Tizen 2.0」のα版ソースコードとSDKを公開した。Tizenベースの端末は製品としては登場していないが、IntelとともにTizen開発を主導するSamsung製スマートフォンの登場に期待が高まっている。

 Tizenは非営利団体Linux Foundationのプロジェクトで、LinuxをベースとしたWeb主導のモバイルプラットフォーム。それまでLinux Foundationの下で進められていた「MeeGo」を引き継ぐ形となり、MeeGoを主導していたIntelとSamsungが中心となって開発が進められている。

 公開された2.0α版ではWebフレームワークの強化、Webアプリケーション開発向け統合開発環境(IDE)およびSDKの強化などが特徴となる。WebKit 2ベースのWebランタイムを導入したことで、Webアプリケーションの安全性と信頼性を強化し、動画字幕やキャプション対応、バッテリー状態を確認するためのAPIなど、高度なHTML5機能も加わった。

 Tizen 1.0は5月に公開されたものの、Tizenを採用した商用端末は登場していない。The Registerなどによると、Wi-Fiの業界団体Wi-Fi Allianceが公開した認定端末リストの中に「GT-i9300_TIZEN」というSamsungの端末が入っていたという(名称はその後「GT-I9300Z」に変更された模様)。GT-i9300はGalaxy S IIIの名称であることから、一部ではTizenを搭載したGalaxyが登場するのではと予想されている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月14日 更新
  1. シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界 (2026年06月13日)
  2. KDDIのpovo、「つながらない」に悩む楽天ユーザーを本気で救済開始か Xで意味深投稿 (2026年06月13日)
  3. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
  4. PayPayの誤送金トラブル、なぜ「強制キャンセル」できない? 広報に聞いた理由と自衛策 (2026年06月13日)
  5. ゲオの“今だけ”スマホ買い取り額UP、実はうそ? 消費者庁が厳しい目 (2026年06月12日)
  6. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  7. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  8. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. 追加料金なしで海外データ通信が使える快適さ そして外国で「シャッター音」を忘れて羽根を伸ばすスマホ (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー