データセンター間での高速バックアップに対応した「日立WANアクセラレータ」の新モデルを発売する。
日立製作所は11月15日、WAN高速化製品「日立WANアクセラレータ」の新モデルとなる「GX1000 リモートバックアップモデル」を19日に発売すると発表した。通信事業者やデータセンター事業者、クラウド事業者などに提供する。
新モデルはデータセンター間の高速バックアップを可能にするもの。同社では1月に頻繁に更新される大容量データの高速転送を可能にする「日立WANアクセラレータ ハイエンドモデル」を発売しており、リモートバックアップモデルではTCPセッション当たりの転送性能を300Mbpsから1Gbpsに向上。製品未使用時に比べ、1テラバイトのデータ転送時間を約26倍に高速化するという。
同社は今後、2013年度上期に第2弾製品として10M〜100Mbpsの通信帯域を対象にした「オフィスモデル(仮称)」の販売を計画しているという。リモートバックアップモデルの販売価格は4305万円で、2013年2月20日から出荷を開始する予定。
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