中国のPOS端末マーケットでシェア拡大を図るNECは、銀行最大手の中国工商銀行と業務提携した。
NECは1月29日、中国の銀行最大手である中国工商銀行(ICBC)とPOS端末の販売協業契約を締結したと発表した。中国国内でのPOS端末市場シェアを拡大するとともに、小売業などへのソリューションビジネスを強化していく。
中国では、各銀行が百貨店やショッピングモールなど大規模商業施設に対し、クレジットカードやデビットカードなどの決済サービスと合わせてPOS端末を提供するケースが増えている。それに対応すべくNECはICBCと販売協業契約を締結、第1弾として上海の大手百貨店である光一百貨店へ海外向けPOS端末「TWINPOS Gシリーズ」を納入した。
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