NTTドコモ、顧客情報管理システムのアプリケーション実行基盤を刷新

NTTドコモは、顧客情報管理システムのアプリケーション実行基盤として「Oracle WebLogic Server」を導入した。

» 2013年04月18日 16時22分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは、顧客情報管理システム「ALADIN(アラジン)」の基幹サーバのIA化に伴い、アプリケーションサーバ「Oracle WebLogic Server」をアプリケーション実行基盤として導入した。2013年2月から稼働している。日本オラクルが4月18日に発表した。

 ALADINは、全国のドコモショップとインフォメーションセンターなどを連携した顧客情報管理システム。NTTドコモは、ALADINのコスト効率化と安定運用のさらなるレベル向上を目指し、基幹サーバのIA化と併せて新しいアプリケーション実行基盤としてOracle WebLogic Serverを導入した。

 NTTドコモは導入にあたり、ガベージコレクションの発生を制御する機能や、効率的なデータベース接続管理機能によってもたらされるシステム処理能力の向上、メモリの使用状況をリアルタイムに把握できる機能などを評価したという。

 ALADINは、従来からエンタープライズJavaの標準仕様である「Java Platform, Enterprise Edition(Java EE)」に準拠したシステム構築を行っていたため、アプリケーションサーバ製品の移行に起因する追加開発や修整作業を必要最小限に抑え、順調に稼働できたという。

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