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» 2013年05月28日 17時26分 UPDATE

日本HP、Integrityサーバで利用するJava基盤ソフトを発表

無停止サーバで利用可能な新製品「NonStop Application Server for Java」と、新製品の拡販を推進する「HP NonStopプレミアムパートナー・プログラム」を新たに提供する

[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは5月28日、無停止サーバ「Integrity」向けのアプリケーション基盤ソフトウェア製品「NonStop Application Server for Java」の発売と、新製品の販売拡大を推進する「HP NonStopプレミアムパートナー・プログラム」の提供を発表した。

 NonStop Application Server for Javaは、オープンソースソフトウェア(OSS)のJBOSS AS 7.1.2をベースに、Integrityサーバの機能との連携に必要な独自インタフェースを追加したJavaアプリケーションの実行基盤ソフトウェア。Integrityサーバ上でのトランザクション管理やJavaアプリケーションの構成管理、変更管理などを統合しており、無停止サーバを活用した信頼性の高いアプリケーションの稼働環境を実現するという。

hp01.jpg NonStop Application Server for Javaの概要

 Integrityサーバは、金融機関などのミッションクリティカルシステムなどで採用実績が多い。製品投入の背景として常務執行役員 エンタープライズインフラストラクチャー事業統括の杉原博茂氏は、「ネット証券やモバイルのバンキング、決済サービスの利用拡大に伴ってミッションクリティカルな領域が拡大しており、2012年はIntegrity NonStopサーバの出荷金額の出荷金額は2009年比で30%増になった」と説明。

 ビジネスクリティカルシステム本部長の手島主税氏は、「ITコストの最適化などを理由にアプリケーションサーバでのOSSの利用が増えているものの、一方でサポートやロードマップへの不安から導入しないと企業も少なくない」と語り、無停止型サーバとOSSベースのJavaの実行基盤を同社が一体化して提供することで、こうした企業ニーズに対応していくと述べた。

 併せて発表したHP NonStopプレミアムパートナー・プログラムでは販売パートナーへの情報提供やマーケティングプロモーションの支援、案件ごとの営業支援、技術支援などを提供する。杉原氏は、「ミッションクリティカル分野で実績あるIntegrityの新たなビジネスをパートナーと開拓していきたい」とコメントした。

hp02.jpg パートナー・プログラムの概要

 NonStop Application Server for Javaの製品価格は、Integrity NonStop NB54000c Blade System(2コア/2CPU構成)で利用する場合で43万6800円から。6月上旬に出荷を開始する。

 製品発表のため来日した米HP 技術・戦略企画担当ディレクターのボブ・コスラー氏は、今後のIntegrityサーバのロードマップを紹介。今秋にもコードネーム「Poulson」のItaniumプロセッサを採用したブレードサーバを投入するほか、2014年にはラックマウントサーバを投入、さらに、コードネーム「Kitson」のItaniumプロセッサにも対応していくと述べ、HPとして将来にわたるIntegrityサーバによるミッションクリティカル分野への取り組みを継続すると説明した。

hp03.jpg NonStopサーバ(写真上)とオープン系サーバによる障害復旧を再現したデモ。NonStopサーバでは瞬時に復旧するが、オープン系サーバでは約1分のダウンタイムが発生するという

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