Microsoft、5件の月例セキュリティ情報公開を予告

緊急レベルの1件では、IE 6〜IE 10までの全バージョンに存在する極めて深刻な脆弱性に対処する予定となっている。

» 2013年06月07日 07時01分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは6月の月例セキュリティ情報を6月11日(日本時間12日)に公開する。内訳は、深刻度が最も高い「緊急」レベルが1件と、上から2番目の「重要」が4件の計5件。6日の事前通知で予告した。

 緊急レベルの1件では、Internet Explorer(IE)に存在するリモートコード実行の脆弱性に対処する。脆弱性はIE 6〜IE 10までの全バージョンに存在し、クライアント版のWindowsが特に深刻な影響を受ける。

 残る4件ではWindowsに存在する情報流出、サービス妨害(DoS)、権限昇格の脆弱性と、Officeに存在するリモートコード実行の脆弱性に対処予定。Officeの脆弱性は、Office 2003 Service Pack 3とOffice for Mac 2011が影響を受ける。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ