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» 2013年06月11日 17時04分 UPDATE

シトリックス、企業のモバイル活用を支援する2つの新製品を発売

シトリックスは、デスクトップ仮想化基盤製品の最新版「XenDesktop 7」と、モバイル活用支援製品「XenMobile Enterprise」を発売する。

[本宮学,ITmedia]

 シトリックス・システムズ・ジャパンは6月11日、企業のモバイル活用を支援する2つの新製品を発表した。デスクトップ仮想化基盤製品の最新版「XenDesktop 7」と、モバイルデバイス活用支援製品「XenMobile Enterprise」を7月10日から提供する。

photo シトリックス・システムズ・ジャパンのマイケル・キング社長

 XenDesktopは、Windowsのデスクトップ環境をサーバ上に構築し、PCやシンクライアント端末、スマートフォン、タブレット端末などからネットワーク経由で利用できるようにする製品。新バージョンは、圧縮ストリーミング技術「HDX Mobile」を強化。クライアントに配信する映像のビットレートをサーバ側で自動調整することで、3G回線でもフルHD画質の映像を配信できるようにしたという。

 スマートデバイスからの利用を想定し、ユーザーインタフェースも刷新した。「いまや、企業内でも多様なデバイスが当たり前のように使われるようになりつつある。XenDesktop 7は、スマートデバイスでのタッチ操作などに最適化されたユーザーインタフェースを提供する」と同社の竹内裕治テクノロジー&ソリューションズ シニアマネジャーは説明する。

 システムの導入や管理プロセスも簡素化した。インストールにかかる時間を約20分に短縮したほか、従来バージョンでは別々だったデスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化の仕組みを統合することで、インフラ構築コストや運用管理の負荷を削減したという。

 価格は1ユーザー当たり1万7100円から(税別)。

photophoto 旧バージョンのXenDesktopではデスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化の仕組みが別々だった(写真=左)が、XenDesktop 7ではこれらを統合した(写真=右)

 XenMobile Enterpriseは、同社のモバイルデバイス管理(MDM)製品「XenMobile MDM」と、アクセス管理/セキュリティポリシー管理製品「CloudGateway」の機能を統合した製品。一般的なMDM製品と比べて幅広い機能を提供し、「企業のモバイル活用を包括的に支援する」(同社の的場謙一郎 事業開発本部 プロダクトマーケティング部 シニアプロダクトマーケティングマネジャー)という。

 特徴的な機能として、アプリケーション単位でVPN接続を行える「マイクロVPN」機能を備える。同機能は、モバイル端末内のアプリを(1)業務で使うアプリ、(2)個人的なアプリで区別し、業務用アプリだけを企業内ネットワークにアクセスできるようにすることで、個人所有端末の業務利用(BYOD)を支援するという。

 価格は1デバイス当たり9750円/年から(税別)。

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