グローバル管理会計を強化 カルソニックカンセイが「Hyperion」を導入

カルソニックカンセイは、オラクルの財務データ統合アプリケーション「Oracle Hyperion Data Relationship Management」を導入した。

» 2013年06月24日 16時58分 公開
[ITmedia]

 自動車部品会社のカルソニックカンセイは、グローバルビジネスにおける管理会計の強化を見据えた経営管理基盤として、財務データ統合アプリケーション「Oracle Hyperion Data Relationship Management」を2013年6月から運用開始している。日本オラクルが6月24日に発表した。

 カルソニックカンセイは、開発および生産体制のネットワークを16カ国・62拠点で展開。グローバルビジネスが加速する中、全拠点の財務データを統合し、経営情報として役立てる仕組みの構築を決定した。従来、財務情報にかかわるコードの運用が拠点別に管理されており、グループ全体における情報収集が難しく、拠点別、製品別の損益や機能別コスト評価などの可視化に課題があったという。新システムを導入することで、グローバルおよびローカルコードの体系的な管理が可能になり、財務データの収集における効率性と、データの正確性や可視性の向上を実現するとしている。

 同社では、グローバルでのコードやマスターデータの統合による経営情報の基盤整備を進めることで、経営管理サイクルの短縮化を図り、拠点、製品、機能別といった3軸での意思決定の高度化を目指しているという。

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