ネット検索で危険なセレブ、2013年はリリー・コリンズがトップに

McAfeeは毎年恒例となっている「ネット検索で危険なセレブ」のランキングを発表した。

» 2013年09月18日 14時52分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業の米McAfeeは9月17日、マルウェアを仕込んだ不正サイトにユーザーをおびき寄せる目的で利用されやすい「危険なセレブ」の2013年版ランキングを発表した。今年の1位は映画「白雪姫と鏡の女王」に出演した女優のリリー・コリンズとなった。

 インターネットの検索サービスで「リリー・コリンズ」の写真やダウンロードコンテンツを検索すると、14.5%以上の確率でマルウェアやスパム、フィッシング詐欺などの不正サイトに誘導されてしまうという。2位以下はアヴリル・ラヴィーン(12.7%)、サンドラ・ブロック(10.8%)、キャシー・グリフィン(10.6%)、ゾーイ・サルダナ(10.5%)で、男性は8位のジョン・ハム(10.0%)が唯一のランクイン。昨年上位のエマ・ワトソンやジェシカ・ビールはランク外になった。

 調査では上位10人中9人を女性が占め、2年連続で女性が男性よりも危険な状況となった。また、上位20人中9人がミュージシャンとなったほか、上位50人の中ではコメディアンやラテン系の女性有名人が名を連ねた。

 この調査は7年連続で実施され、Web上で有名人の名前を検索した場合の総合的なリスクの割合を計算している。今年は、検索用語に「free app download」(無料アプリダウンロード)や「nude pictures(ヌード写真)」と入力して有名人の名前を検索すると、最もリスクが高いと評価されるWebサイトに接続される傾向が強まったと解説している。

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