McAfeeは、検索サービスで悪質サイトに遭遇する危険度の高い有名人のランキングを発表した。
セキュリティ企業の米McAfeeは8月19日(現地時間)、インターネットの検索で悪質サイトに遭遇する確率が高い有名人の最新ランキングを発表した。4年目となる今回の調査では、女優のキャメロン・ディアスがトップになった。
同社によると、キャメロン・ディアスの名前や画像、動画、スクリーンセーバーといったダウンロード可能なデータを検索した場合、約10%の確率でマルウェア配布サイトや詐欺サイトなどに接続してしまうことが分かった。こうしたサイトでは、マルウェアに感染したり、個人の重要な情報が盗まれたりする恐れがある。
2位はジュリア・ロバーツで約9%の確率で悪質サイトに誘導されてしまう可能性が高いという。3位は2009年調査でトップのジェシカ・ビールだった。上位10件の有名人はいずれも俳優や人気モデルであり、一方、政治家ではバラク・オバマ大統領とサラ・ペイリンがそれぞれ49位、50位だった。
同社は、「最近では短縮URLを使って悪質なコンテンツを隠す手法が多用され、SNSやTwitterなどを介して容易に危険が広がる恐れがある」と指摘し、ネットサーフィンは慎重に行うべきとアドバイスしている。
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