富士通、UXの高いWebアプリを実現する「INTARFRM RIA Java Ajax V4」を発売

富士通は、HTML5やjQueryに対応し、高品質かつ保守性に優れたフロントエンド環境を実現するアプリケーションフレームワーク「INTARFRM RIA Java Ajax V4」を販売開始する。

» 2013年11月14日 14時56分 公開
[ITmedia]

 富士通は、顧客のICTシステムの開発を支えるアプリケーションフレームワーク「INTARFRM」の製品体系として、新たにEnterprise Editionを追加する。この製品群の一つとして、ユーザーエクスペリエンス(UX)の高いWebアプリケーションを実現するフロントエンドのアプリケーションフレームワーク「FUJITSU Software INTARFRM Enterprise Edition RIA Java Ajax V4」を11月22日から販売開始する。

 同製品は、HTML5やjQueryに対応し、操作性が良く表現力の高いWebアプリケーションの開発・実行を実現するための機能を提供する。さらに、画面遷移、画面レイアウト、画面項目属性などの仕様変更の可能性が高い情報を定義ファイルで管理する仕組みも提供する。これにより、ソースコードを修正することなくアプリケーションの動作を変更でき、また、保守性が向上することで、技術変化が激しいフロントエンド環境への対応を短期間で実現することが可能になるという。

活用イメージ

 近年、スマートフォンやタブレットに代表されるモバイル端末の登場により、企業システムでも「直感的に操作したい」「表現力を高く、見た目を良くしたい」「操作中のストレスを軽減したい」など、フロントエンドにインターネットサイトで実現しているような見栄えや使い勝手の良さが求められるようになった。また、バックエンドの業務処理は変えずに、フロントエンドの表現力や操作性を向上させ、業務の効率化を図りたいという現場部門からの要求も増えている。今回の製品はこれらを背景に、PCに加えタブレットでも実行可能なUXの高いWebアプリケーションの開発を支援するものとして投入された。

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