ニュース
» 2014年04月01日 17時03分 UPDATE

IT各社が新入社員に贈る言葉、キーワードは「変化」「グローバル」「柔軟性」

2014年度が始まり、IT業界でも多くの企業が新入社員を迎えた。各社トップのメッセージでは変化やグローバル化などビジネス環境のダイナミックな動きに対応できる柔軟性を求める声が目立っている。

[ITmedia]

日立製作所 東原敏昭社長

 日立は「社会イノベーション事業」をグローバルに展開し、世界各地のお客様や地域が抱える課題を解決することに、グループ一丸となって取り組んでいます。インフラとITの融合により、日立にしかできない革新的なソリューションを提供していくことです。舞台は全世界であり、皆さんには、これから世界中で活躍する場が与えられます。

 その時、相手と「心を通わせること」が、語学力以上に重要です。その地域の文化に溶け込む努力をしてください。世界中のお客様や社会の課題を解決し続ける日立であるために、そして、グローバル市場で勝てるメジャープレイヤーとなるために、失敗を恐れず一緒に挑戦していきましょう。

富士通 山本正已社長

 ICTにおいては非常に大きな変化が起きており、この大きなチャンスをつかむために、皆さんに期待するのは「柔軟な発想を持つ」「常に世界を見据える」「高い志をもって、自分自身を磨く」――この3つのことです。

 変化をチャンスに変えるためには、何より柔軟な発想が必要です。そして、世界で戦えないものは、日本でも勝てません。みなさんにもグローバルな発想を期待します。最後に、富士通がICTをリードする企業であるためには、社員の皆さん一人ひとりの力が重要になります。みなさんを仲間として迎えることができ、本当にうれしく思います。

日本電気 遠藤信博社長

 NECグループは、ICTを活用してこれまでのさまざまな社会インフラをより高度で、効率的なものに発展させる「社会ソリューション事業」を通して、地球規模の課題解決に貢献していきます。また、それにより安全・安心・効率的・公平で豊かな社会の実現を目指していきます。皆さんは、常に社会への大きな貢献を意識して、グローバル市場に向けたソリューションを創ることをイメージしてください。

 「事業は人、企業は文化」。ビジネスを行うのは「人」であり、人が入れ替わっても会社が継続していくためには良い企業文化が必要です。積極的なコミュニケーションを通じてお客さまとの強い信頼関係を構築し、NECにある良い企業文化、すなわち「NECグループバリュー」を実践し、世界中のお客さまから愛されるNECグループを一緒に創り上げていきましょう。

日本IBM マーティン・イェッター社長

 皆さんの多くがスマートフォンやタブレットを日々活用していることでも分かるように、わたしたちは、今、クラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティといった最先端技術の融合を目の当たりにしています。こうした歴史的な技術転換は、世界を変革していく可能性があり、お客様にも注目されています。

 入社したみなさんには、2つのことをアドバイスしたいと思います。1つは、同僚やお客様など自身のネットワークを構築していくこと。2つめは信頼できるメンターを持つことです。当社は、みなさんとともに成長し、日本で最も尊敬され、最も必要とされる(Essential)企業になることを目指しています。この目標に全力で向かっていきましょう。

NTTデータ 岩本敏男社長

 社会は大きく変わろうとしています。グローバル化により、さまざまな国の文化が入ってくることで、人々のライフスタイルも変化しています。さらには、ITの進化により、これまで当然だと思われていた制約条件や既成概念がどんどん小さくなり、これまでの常識が大きく覆るようなことも頻繁に起きるようになるでしょう。ただし同時にそれは、一昔前には実現できなかったことが実現できるようになる大きな可能性に満ちた時代であるともいえます。

 このような時代において、皆さんはNTTデータグループを引っ張っていかなくてはなりませんが、私が最もお伝えしたいことは、皆さん一人ひとりの人生を大切にしてほしいということです。一人の人間として何をすべきなのか。どのような人生を送って自己実現を果たしていきたいのか。今、皆さんが抱いている志を大切にし、そしてこれからも真剣に考え続けてください。

伊藤忠テクノソリューションズ 菊地哲社長

 皆さんに期待したいことは2つ。まずは配属された分野で、誰もが認めるプロになってください。どのような分野に配属されても、先輩に真剣に教わり、自分でも勉強をしてください。本当の勉強はこれからです。まずはその分野で、周囲にもお客様にも認められるプロになった時に、社会人としての次のステップへの道が拓けます。

 2つ目は決して一人で思い悩まず、先輩に相談して下さい。会社というのは個人プレーの場ではなく、チームプレーの場です。チームプレーができる人が大事なのだということを覚えておいてください。何かあって困った時は先輩に相談し、自分の周りで困っている人がいた時も、率先して助けるようにしてください。挑戦し続けて成長することが大切です。社員みんなで、エッジを効かせて変化を生み出していきましょう。

ソフトバンクグループ・孫正義代表

 皆さんに共通すること、それは「若い」ということ。人間は年を取ると頑固になり、周りに耳を傾けなくなってしまいがちですが、そうなると、吸収力が落ちてしまいます。若いということは、それだけしなやかで、周りの意見も柔軟に聞き入れることができます。「しなやかさ」があるから、風の中でも耐えることができるし、美しさを保つことができます。

「しなやかさ」は、皆さんを大きく進化させ成長させる原動力です。若いうちは、できるだけ数多くの人に会い、素直にたくさんのことを学ぼうという思いを持つことが重要です。私も誓います。皆さんと一緒に、しなやかに、挑戦し続けます。私自身も、今、世界を飛びまわり、難しいテーマに一生懸命挑戦しています。一緒に頑張りましょう。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -