Windows Server 2003の脆弱性を仮想パッチで保護、日立ソリューションズが新サービス

日立ソリューションズは、Windows Server 2003向けの脆弱性保護サービスを開始する。個別要件に基づく仮想パッチも提供する。

» 2014年04月14日 11時58分 公開
[ITmedia]

 日立ソリューションズは4月14日、2015年7月にサポートが終了するWindows Server 2003向けに暫定的な脆弱性保護サービスを15日から提供すると発表した。

 新サービスは、トレンドマイクロのサーバ向けセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」を利用。Windows Server 2003に存在する脆弱性を標的にした攻撃をネットワーク上で遮断し、サーバを保護する(以下、仮想パッチ)。コードレベルでの修正は行わずに脆弱性を暫定的に保護するため、OSやアプリケーションへの影響を最小限できるという。

 Windows Server 2003に脆弱性が発見されると、Deep Securityを通じて仮想パッチを配信するほか、日立ソリューションズではサービス利用企業の個別の状況に応じて独自に設定・チューニングも行う。

 利用料金(税別)は、例えばVMware上の仮想サーバとしてWindows Server 2003を利用している場合は、Deep Securityソフトウェア費用が66万円から、導入費用が60万円から、次年度保守費(1年分)が19万8000円から。独自に設定・チューニングを行うオプションサービスは個別見積りとなる。

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