KDDI、「cloudpack」で知られるアイレットを買収、連結子会社化

AWSの導入支援などで多数の実績を持つ、「cloudpack」を提供するアイレットが、KDDIの連結子会社になる。ノウハウを取り込み、クラウドサービスやIoTサービスの拡充につなげる。

» 2017年01月25日 19時04分 公開
[園部修ITmedia]

 KDDIは1月25日、アイレットの発行済株式を取得する株式譲渡契約を結んだことを明らかにした。2月下旬を目処に株式を取得し、KDDIの連結子会社にする。

 アイレットは、「cloudpack」という名称でAmazon Web Services(AWS)の導入設計や構築、保守運用などを一貫して行うクラウド関連事業を手がけるほか、アプリケーション開発などを請け負うシステム開発関連事業を営む企業。2003年創業で、資本金は7000万円、従業員は162人。

cloudpack アイレットのcloudpackは国内でもトップレベルの導入実績がある

 AWSの導入実績は国内トップレベルとなる、600社以上に上るという。AWS Partner Networkでプレミアコンサルティングパートナーの認定を5年連続で受けている。なお、KDDIの子会社化後もcloudpackのサービスは継続する予定。

アイレット アイレットのWebサイト

 KDDIでは、こうしたアイレットが持つクラウド技術に関するノウハウを活用し、IoT関連サービスなどと組み合わせて、新規ビジネスの創出につなげていく考え。

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