Microsoft、タスク管理ツール「To-Do」プレビュー公開 「Wunderlist」は終了へ

Microsoftが2015年に買収したマルチプラットフォームタスク管理アプリ「Wunderlist」を基にMicrosoftアカウントで利用するTo-Doアプリ「Microsoft To-Do」を立ち上げ、プレビュー公開した。日本語もサポートする。

» 2017年04月20日 12時14分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは4月19日(現地時間)、Microsoftアカウントで使うタスク管理ツール「Microsoft To-Do」(以下「To-Do」)のプレビュー版を、Web、Windows 10、iOS、Android向けに公開した。

 todo 1 「Microsoft To-Do」はマルチプラットフォームで使える

 To-Doは、同社が2015年に買収した独6Wunderkinderのマルチプラットフォームのタスク管理アプリ「Wunderlist」が基になっている。

 Microsoftアカウントが必要だが、少なくともプレビュー版は「Office 365」ユーザー以外も使える。Office 365ユーザーであれば、Outlookやその他のOfficeサービスと連係し、To-Doのアルゴリズムがやるべきことの候補を表示するという。

 使い方はシンプルで、毎朝白紙状態の画面に自分でTo-Do項目を追加していく。前日までにやり残したことや、アルゴリズムが提示する候補から追加することも可能だ。

 todo 2 起動画面(Webアプリ版)

 重要な項目には期限を追加し、リマインダーを表示できる。「仕事」「買い物」「見たい映画」などカテゴリー別にタブを作ることもできる。

 todo 3 カテゴリ分けもできる

 To-Doには今後、Wunderlistの機能を移植していく計画。移植が完了したら、Wunderlistの提供は終了するとしている。Wunderlistの提供終了後も、既存ユーザーのためのセキュリティ管理は継続する。


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