東芝、法人向けA4ノートPCに第8世代と第7世代Coreプロセッサを追加、Windows 10 FCUに対応

東芝クライアントソリューションが、法人向けPCのラインアップを一新した。A4ノートPCの「dynabook B」シリーズはCPUの強化が中心だ。

» 2018年01月23日 16時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]

上位モデルでIntel第8世代Coreプロセッサが選択可能に

 2018年1月23日、東芝クライアントソリューションが法人向けPCのラインアップを一新、8シリーズ13モデルを同日から順次販売する。全モデルで最新OSのWindows 10 Fall Creators Updateが適用されたほか、CPUにIntel第8世代Core(開発コード名:KabyLake Refresh)モデルを用意したのがポイントだ。ここでは、A4ノートPCの「dynabook B」シリーズを取り上げる。

photo 最上位モデルの「dynabook B75/H」

 15.6型ディスプレイを採用したスタンダードPC「dynabook B」シリーズは、上位モデルのB75/HとB65/HでIntelの第8世代Coreプロセッサ(Kaby Lake Refresh)および第7世代Coreプロセッサ(Kaby Lake)の選択が可能になり、エントリーモデルのB55/HとB45/Hでは第7世代Coreプロセッサが追加された。

 また全モデルで、従来は左側面のUSB 2.0端子が2基ともUSB 3.0となり、右側面とあわせて4基のUSBポートがUSB 3.0対応に強化されている。

 価格イメージはB75/Hが27万8000円〜、B65/Hが21万3000円〜、B55/Hが23万2000円〜、B45/Hが20万8000円〜(いずれも税別)となっている。

photo 外観はBシリーズで共通だ

 新たに追加された第8世代のCPUは、Core i7-8650U(1.9GHz、最大4.2GHz)とCore i5-8350U(1.7GHz、最大3.6GHz)、第7世代はCore i7-7600U(2.8GHz、最大3.9GHz)とCore i5-7300U(2.6GHz、最大3.5GHz)で、B65/HのみCore i5-7200U(2.5GHz、最大3.1GHz)とCore i3-7130U(2.7GHz)、Celeron 3865U(1.8GHz)も選択可能だ(いずれも第7世代)。

 なお、B55/HはCore i5-7200UかCore i3-7130U、B45/HはCeleron 3865Uのみとなる。

photo 左側面のUSB端子がUSB 3.0対応となった。ボディーカラーはブラックのみの展開となる

 B75とB65シリーズのボディーカラーはブラックのみで、サイズは約379(幅)×257.9(奥行き)×16.9〜23.9(高さ)mm、重量は約2.4kg。バッテリー駆動時間は1920×1080ピクセル表示のディスプレイ選択時が約7.5時間、1366×768ピクセルで約8時間(JEITA 2.0)だ。

 一方のB55とB45シリーズのサイズは約379(幅)×257.9(奥行き)×16.9〜23.9(高さ)mm、重量は約2.3kg、バッテリー駆動時間は約8時間(JEITA 2.0)だ。

 その他、Windows 7およびWindows 8.1を継続利用する顧客向けに、全シリーズでIntelの第6世代Coreプロセッサ(Skylake)も用意されている。型番はそれぞれB75/F、B65/F、B55/F、B45Fとなり、USBポートは前モデルと同じUSB 3.0×2、USB 2.0×2のままとなる。

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