「Xinetdの使い方を知りたい」Tipsで紹介したように,Red Hat Linux 7.x以降では制御や使用時のみデーモンを起動させられるスーパーデーモンに「xinetd」が採用されている。従来までのinetdとの使用法が異なるため最初は戸惑うかもしれない。また,インストール時にはセキュリティレベルをあらかじめ設定できる選択肢が追加されている(ipchainsの設定)。
この設定には,セキュリティレベル(「高」と「中」),「ファイアウォールなし」の3つが用意されている。しかし,この項目をインストール時に「高」と設定すると次のような症状になる。
前述した「Xinetdの使い方を知りたい」Tipsを参考にして,「/etc/xinet.d/telnet」設定ファイルで「disable = no」にしていても接続ができない。
このような場合には,ターミナルなどのコマンドラインで「lokkit」と入力してみよう。
コマンドラインからは「lokkit」と入力すればよい。インストール時と同じ選択肢が表示され,再設定することができる
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