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» 2004年01月22日 23時59分 UPDATE

大人のための玩具レポート〜トミー春の新製品 (1/2)

ときどき、子ども向けの玩具が妙に新鮮に見えたりする。そんな経験のある人も多いのではないだろうか? トミーの「春の新製品商談会」から最新の玩具をレポート

[芹澤隆徳,ITmedia]

 「少年と大人の男の違いは玩具の値段の違いだけ」とはよく言われることだが、普段、パソコンやデジタル家電などという高価な玩具ばかり目にしていると、ときに子ども向けの玩具が新鮮に見えてきたりする。そんな経験のあるお父さんも結構いるのではないだろうか?

 自己正当化できたところで本題に入ろう。トミーが1月21日に催した「春の新製品商談会」に行ってきたのだが、これが結構おもしろいのだ。

お手軽アイス製造機、実は多機能なんです

 最初に紹介するのは、テレビの通販番組よろしく実演で注目を集めていた「フルキャラアイス」だ。

photo 「フルキャラアイス」は3種類。その名の通り、キャラクターを振ってアイスを作るというもの(C)Disney

 ディズニーキャラクターの形をした容器は2重構造になっている。外側の容器に氷を4-5個と塩を入れ、内側のアルミ容器にはアイスにしたい素材(ジュースなど)をそそぐ。蓋をしっかり閉めたら、後はひたすらシェイク!シェイク! 90秒ほどでシャーベットができあがるというスグレものだ。

photo 実演中
photo 氷と塩を入れて……
photo シェイク!シェイク!
photo 90秒ほどでシャーベット状態になる。硬めがお好みなら2分ほど振り続けるといいらしい

 さて、ディスプレイの前にいる大きなお友達は、はるか昔に理科の授業で習った「氷点降下」という言葉を思い出したかな?

 思い出せなかった私が説明員に細かく聞いてきたので、かいつまんで解説しよう。水は0度になると分子同士が結びつき、固体(氷)になる。しかし、塩を入れると塩の分子が先に水分子と結合してしまい、水分子同士が結びつくことができなくなる。すると、氷になれない水は、水の状態でいるために必要な熱を周囲から奪い、温度はおよそー10度Cまで下がる。これを氷点降下と呼ぶ、らしい。

 つまりフルキャラアイスは、子どもと一緒に理科の実験ができて、アイスもできる一石二鳥の玩具なのだ。しかも、アイス作りのほかにもいろいろな用途に使えるという。

 外側が断熱性の高い魔法瓶状の容器、内側が熱伝導率の高いアルミの容器。しかも密閉性が高く、互いの容器に入れたものが混ざることはない。この構造を利用して、「たとえば氷の代わりにお湯を入れ、チョコレートの湯煎などに。あるいはアルミ容器に氷を入れ、水筒として使うこともできる」(トミー)。

 そんな多機能なフルキャラアイス。気になるお値段は980円だ。5月下旬に発売予定。

マニア向け? 「トラヒゲ危機一髪」の新バージョン

 トミーの超ロングセラー商品にして、パーティーゲームの定番といえる「黒ひげ危機一髪」。昨年は某テレビ番組の“トリビア”に使われたことなどで人気が再燃し、前年比170%という売り上げを記録したという。へぇー。

 それはさておき、2003年の年末に「黒ひげ〜」のバリエーションモデルとして、「ひょっこりひょうたん島」のキャラクター「トラヒゲ」をモチーフにした「トラヒゲ危機一髪」が発売されたことをご存じだろうか。要は黒ひげの代わりにトラヒゲが樽の中に入っているもので、ルールは全く同じ。ただし、キャラクター商品のために少しだけ値段が高い。

 さらに2004年4月。分かる人には分かる「トラヒゲ危機一髪」の新バリエーションが登場する。まずは下の写真を見てほしい。

photo モノクロバージョン。なぜモノクロなのか? (C)井上ひさし/山元護久、ひとみ座、NEP21、キャラクターデザイン片岡昌

 ひょっこりひょうたん島のオリジナル作品は、NHK総合テレビで1964年に放映が始まった。当時のテレビ放送はもちろんモノクロ。だからモノクロバージョン……見事な三段論法だが、「オリジナルに忠実」(トミー)というのは、ちょっと違うような気がする。

 価格は、カラー版のトラヒゲ危機一髪と同じ2200円になる予定だ。たしかNHKは、モノクロテレビ向けの視聴料金をカラーより安く設定していたはずだが……。

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