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» 2004年03月05日 20時56分 UPDATE

ロボットのアスレチック大会〜ROBO-ONE Special (3/6)

[こばやしゆたか,ITmedia]
  • ARIUS2

 ここも、すべって失敗。位置合わせも完璧、ドアノブもちゃんとつかんでいるのに、回ってくれない。試技後、カギがかかっちゃっているんじゃないかって、大会委員長が、試しにドアを開けてみたくらい。

dr_arius.jpg
  • 2325RX

 ついに扉を開けるロボットが出た。一度は開けたものの、そのまますぐに閉めてしまったが、もう一度開けることに成功。そして例のラジオ体操パンチで扉を全開させ、向う側に行く。

dr_2325.jpg 映像はこちら(1.4Mバイト)

 ところが、その向う側でトラブルが発生。転んでしまって、起き上がることができなくなったのだ。どうも足首を傷めたらしい。やっとのことで起き上がるが、既に持ち時間はほとんどなく、タイムアウト。

  • ヨコズナグレート不知火

 Stairsの優勝ロボットも、手を特製アタッチメントに取り替えて登場。上下から強く挟み込む形だ。これが見事に働き、扉を開けることに成功。そのまま向う側に行くのだか、そこで転倒。

 いつものヨコズナグレート不知火なら、すぐに起き上がるのだが、それができない。なんと手を取り替えたことにより、起き上がることができなくなってしまったんだそうだ。残念ながら失敗。

dr_siranui.jpg
  • HAJIME ROBOT

 扉のまわりをうろうろするも、ドアノブに手が伸びない。一度、ころんでドアの穴を通って向う側に行っちゃうけど、それは無効。どうも、両手で開けることを試みたのだがうまくいかなかったのだそうだ。

 というわけで、今回のROBO-ONE Doorsは成功者なしという結果に終わってしまった。

ROBO-ONE Dash

 前回のROBO-ONE Corner to Cornerに変わって登場した新種目。ロボットはスタートラインの手前で、頭を手前にしてうつぶせに寝た状態で待機。スタートの合図で、起き上がって、180度向きを変えて、2メートル先のゴールを二足歩行で目指すという競技。この競技では、人間はスタートボタンを押す以外のことは何にもしてはいけない。その後はロボットが自分で起き上がって、方向をさだめて走り出さなくてはいけないのだ。

 また、この競技はタイムトライアルではない。ロボットが2台が1対1で競争してのトーナメントである。自律動作している分には、相手をジャマしたってかまわない。

 制限時間は30秒。それだけ経っても双方ゴールできなかった場合には、より先に進んでいたほうが勝ち。また、ロボットの一部分がゴールラインを通過したところでゴールと見なす。倒れ込みながら手の先がゴールを越せば、それでもいい(*4)。

 また、途中でコースアウト(会場では「リングアウト」って言ってた。そう言いたくなる気持ちは分かる)してしまった場合には、コースアウトしたところまでは行ったと見なす(*5)。

 参加ロボットは15台。これがトーナメントで争う。

 さて、このようなルールなのだが、これはとっても大変だ。起き上がったあと、ゴールがどちらにあるのかを関知するのが大変なのだ。その結果、あさっての方向に走りだしちゃったり、スタートラインから一歩も出られなかったりする試合が続出。審判が首をひねりながら勝者を決めなくてはいけない状態。それすらできず、「もう一回」なんて試合も出てくる。

 そんな状況で、A-Do、Metallic Fighterといった歴戦の勇者が、バタバタと敗退する。ちなみにMetallic Fighterは、森永さんが所用で中座したために、娘さんがスタートボタンを押した。負けてのインタビューで「お父さんがいけないです」だそうです。

  • ヨコズナグレート不知火 vs 工科くん1号

 1回戦第4試合。これが、1回戦唯一のゴールが出たレースだ。

 スタート後、つくば工科高校情報技術化チームの工科くん1号は、外側に向かってあるきだしてしまいコースアウト。ヨコズナグレート不知火は最初はゴールに向かって歩いていたのだけど、だんだん右側にそれていってしまう。ゴール目前にしてコースアウトかと思われたのだけど、そこで転倒。ぎりぎりでコースの上に残る。しかも、転んだときに頭がゴールラインを越したのだ。なんとかだけど、とにかくゴールだ。タイムは27秒58。

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  • HAJIME ROBOT vs DYNAMIZER

 1回戦第7試合。スギウラファミリーのDYNAMIZERは、息子さんがモーション設計をしている。お父さんに言わせると「自分の歩きとはずいぶん違う」んだそうだ。

 さて、速度に勝ったのはHAJIME ROBOT。快調に進むが、次第に外側にそれてコースアウト。一方DYNAMIZERは着実に前に進む。30秒の間に、HAJIME ROBOTのコースアウト地点よりも前にいけるかどうかの勝負となった。しかし、あとわずかのところで、タイプアップ。HAJIME ROBOTが勝者となった。DYNAMIZERは、他の多くのロボットが相手だったら楽々勝てたのにと、みんなに残念がられた。これもトーナメントの非情さだ。

da_haji_dyna.jpg 映像はこちら(1.5Mバイト)


*4 じゃあ飛び道具を使えばいいじゃないかというようなプレイはなかった。
*5 この辺のルールは、試合をしながら決まっていった。第1回大会らしい雰囲気だ。

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