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Lモードをブロードバンドで フレッツに対応

» 2004年06月22日 18時56分 公開
[ITmedia]

 NTT東西地域会社は6月22日、固定電話からインターネット接続できる「Lモード」のアクセスに、同社のFTTH接続サービス「Bフレッツ」とADSL接続サービス「フレッツADSL」を利用できる「Lモードonフレッツ」を7月1日に開始する。

 Lモードは、専用固定電話からメール送受信や情報検索などが可能なインターネットサービス。従来はISDN回線で接続していたが、フレッツ回線を利用することで、高速な定額接続が可能になる。

 サービス対象は、ビジネスタイプ以外のBフレッツ、フレッツADSLに加入し、「加入電話」「加入電話・ライトプラン」「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」回線を契約しているユーザー。

 従来のLモード機では利用できず、専用機を購入する必要がある。7月1日から提供予定の電話回線併用型「タイプI」(月額税込み420円)に対応した電話機「でんえもん771BLC」(税込み5万9850円)は、NTT東西から6月30日に発売される。IP回線を単独利用する「タイプII」(月額税込399円)は、IPテレビ電話端末(関連記事参照)で利用できるが、提供予定時期は未定。

でんえもん711BLC

 Lモードはサービス開始からちょうど3年を迎える。当初は1年間で150万−200万ユーザーを目標としていたが、現在はNTT東西合計で約52万件にとどまっている。

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