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優れた色バランスの秘密は“新光学回路”――プロジェクター「LP-Z3」レビュー:劇場がある暮らし――Theater Style(3/4 ページ)

» 2004年10月15日 20時44分 公開
[本田雅一,ITmedia]

各モードの画質評価

(撮影条件)

 ダイナミック時にハイライトが飛ばない程度にEOS 20Dの露出を設定している。このため、より光量を抑えたモードでは露出アンダーになっている点に注意していただきたい。

クルマ

 Z2のダイナミックモードは白飛びが激しく使い方が限定されていたが、Z3ではかなり使えるモードになった。ファンノイズが大きくなるがパワフルモードでも、あまり破綻はない。写真のスライドショーならグラフィックかナチュラルがいいだろうが、ナチュラルはファンノイズが大きい。

 クリエイティブシネマは、様々な映像でバランスが良い。完全遮光された部屋ならピュアシネマもいいが、明るいシーンでは光量がやや物足りず、色温度が低いため青空のヌケも今ひとつになる。アナログ地上波テレビはビデオモードが合う。

photo ダイナミックモード。元画像はこちらをクリック。
photo パワフルモード。元画像はこちらをクリック。
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photo クリエイティブシネマモード。元画像はこちらをクリック。
photo ピュアシネマモード。元画像はこちらをクリック。
photo ナチュラルモード。元画像はこちらをクリック。
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人物

 この例では元映像がやや平板な肌の描写のため、そのまま平板的な描写になっている。背景の黒はよく沈んでおり、写真ではわかりにくいが、きちんと階調も描写されていた。

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風景

 クリエイティブシネマ、ピュアシネマの両モードは元映像の質感がよく出ている。緑の発色も正常で、クセの強かったZ2とは一線を画している

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