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» 2004年11月18日 16時09分 UPDATE

希望アカウントが取りやすく、スパムも減少――Hotmailが新ドメイン導入

マイクロソフトは運営している無料メールサービス「Hotmail」に、新ドメイン「hotmail.co.jp」を導入、さらなるユーザー獲得を目指す。

[渡邊宏,ITmedia]

 マイクロソフトは提供している無料メールサービス、「Hotmail」のドメインを11月19日提供分から「hotmail.co.jp」に変更する。

photo hotmail.co.jpのサービス開始は11月19日早朝が予定されている

 メールボックス容量(初期25Mバイト、約30日後に250Mバイトに増加)や迷惑メール対策など、提供されるサービスはこれまでと変わりないが、19日以降、新規にアドレスを取得する場合にはすべて新ドメインとなる(ブラウザの文字コードやOSの言語設定を変更することで、これまで通りcomドメインのメールアドレスを取得することも可能)。

 hotmail.comメールアドレス所有者に対してのサポートにも何ら変更はないが、新ドメインによるサービスは新規ユーザー向けとして提供されるため、ユーザーがhotmail.comからhotmail.co.jpへ移行しようと考えても、アドレス帳などをのぞいて、メールログなどの移行手段は用意されない。

 同社MSN事業部 サービス部 コミュニケーションサービスグループ ディレクターの丸岩幸恵氏は、新ドメインでのサービス提供により、comドメインを対象としたスパムメール(辞書攻撃)による被害低減や、希望のアカウントが取得しやすくなることがメリットになると強調する。また、イギリス、フランス、イタリア、ドイツでも.com以外のカントリードメインを運用する方針。

photo MSN事業部 サービス部 コミュニケーションサービスグループ ディレクターの丸岩幸恵氏。hotmailはMSNの事業収入においても大きな割合を占めており、総売上の12%を占めるという。

 日本国内におけるHotmailの利用者は現在540万で、月10万件のペースで増加しているという。同社では新ドメイン提供によって、来年6月末には800万のユーザー獲得を目指す考えだ。

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