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» 2004年11月25日 22時55分 UPDATE

3D映像も見られるメガネ型ディスプレイが登場

ビジュアルウェアが販売するメガネ型のポータブルディスプレイ「VIDEO EYEWEAR」はユニークだ。映像を映し出すのは、両目部分に仕込まれたわずか1センチのマイクロディスプレイ。だが、“バーチャル大画面”にくわえて3D映像まで楽しめる。

[ITmedia]

 ビジュアルウェアと米Icuiti Corp.は、携帯電話やウェアラブルコンピュータに接続できるメガネ型のポータブルディスプレイ「VIDEO EYEWEAR」を発表した。映像を映し出すのは、両目部分に仕込まれたわずか1センチのマイクロディスプレイ。だが、“2メートル先に42インチ相当”のバーチャル大画面にくわえ、3D映像まで楽しめるユニークな製品だ。

 VIDEO EYEWAREは、もともとInteractive Imaging Systems Inc.(IIS)という社名でヘッドマウントディスプレイを製造していた米Icuitiが開発したもの。日本での販売は子会社のビジュアルウェアが担当し、12月1日からオンライン予約の受付を開始する予定となっている(直販のみ、出荷は年内)。価格は6万9800円。

photo 幅2センチと細身のディスプレイ部。重量は約70グラム
photo 耳にかかる部分には、可動式のステレオイヤフォンを内蔵

 VIDEO EYEWAREは、ディスプレイ本体と、操作ボタンや電源を備えた“外部ユニット”の2ピース構成。表示解像度は640×480ピクセルのVGAサイズで、もちろんフルカラー表示対応。耳にかかる部分には、可動式のステレオイヤフォンも内蔵している。

 外部ユニットには、コンポジットとアナログVGA(D-Sub 15ピン)の入力端子があり、ビデオ機器やパソコンに接続して仮想大画面を楽しんだり、映像出力付きの携帯電話やPDAをつないでポータブルディスプレイとして使うことができる。単3電池×2本で約5時間の使用が可能だ。

photo メガネ部分が細いため、少しずらせば周囲を確認できる。とはいえ、地下鉄のホームはちょっと危ないのでは……?

 もう一つの特徴である3D表示は、左右が独立したディスプレイと独自技術により可能になった。ただし、通常の映像信号をユニット内で直接変換してくれるわけではなく、事前に専用3Dカメラなどを使って作成したEyewear用のコンテンツを用意する必要があるという。このため、ビジュアルウェアとIcuitiは、共同で3Dカメラなどを含む「3D立体映像編集キット」(3DEK)を開発中。2005年以降に発売する計画だという。「当初は業務用途がメインになると思われるが、いずれは一般コンシューマーでも入手できる価格にしたい」(同社)。

 なお、ビジュアルウェアでは12月1日からパシフィコ横浜で開催される「立体映像産業展2004」(立体Expo)にVIDEO EYEWAREを出展する予定だ。

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