ソニーマーケティングはポータブルオーディオプレーヤー「ネットワークウォークマン」の新製品「NW-E507/E505」「NW-E407/E405」「NW-E107/E105/E103」を発表、3月21日より順次発売する。
同社はポータブルオーディオ市場について、「2005年はポータブルオーディオの主流がデジタルタイプ(フラッシュ/HDDタイプ)に移行する」としているほか、調査の結果、「7割以上が購入に前向きな考えを持っており、既存ユーザーも高性能・大容量モデルには高い興味を持っている」と分析している。
新製品はいずれもフラッシュメモリタイプで、37グラム(NW-E103/E105/E107)という「軽量化」、充電池のみで最大50時間駆動(NW-5xx/4xx)という「スタミナ化」、全モデルに1Gバイトメモリタイプを用意するという「大容量化」という強化が図られているほか、ポータブルオーディオ製品を多く手がける同社らしく考え抜かれた操作性が魅力となってる。
NW-E507/E505はスティックタイプのプレーヤーで、1Gバイトのメモリを搭載した「NW-E507」と512Mバイトのメモリが搭載された「NW-E505」が用意される。いずれも価格はオープンだが、NW-E507は2万5000円前後、NW-E505は2万円前後の見込み。
両製品ともサイズは84.9(幅)×28.8(高さ)×13.9(ミリ 奥行き)・47グラム。再生可能なファイルフォーマットはATRAC3plusとMP3で、FMラジオ機能も搭載する。本体には3行の表示が可能な有機ELディスプレイを内蔵しており、アーティスト名や曲名、経過時間などを表示できる。
音楽再生に関する操作は上部のジョグシャトルで行う。3段階に押し込むことができ、一番押し込んだ状態では「ホールド」、中間位置では「グループの選択」、手前側の位置では「ファイル(1曲単位)の早送り・早戻し」を行える。
電源には内蔵式のリチウムイオン充電池を使用し、再生可能時間は約50時間。フル充電にはUSB経由で約100分の充電時間が必要だが、急速充電機能も備えており、わずか3分の充電でも約3時間の再生が可能となっている。
パッケージにはヘッドフォン、ヘッドフォン延長コード、クリップ、専用USBケーブル、キャリングポーチのほか、転送ソフトとして「SonicStage 3.0」が含まれる。
NW-E407/E405は、NW-E507/E505からFMラジオ機能を省いた兄弟モデルとなる。本体サイズや3分充電・3時間再生や50時間連続再生、有機ELディスプレイなどの機能は共通で、1Gバイトのメモリを搭載した「NW-E407」と、512Mバイトのメモリを搭載した「NW-E405」が用意される。
価格はいずれもオープンで、実売想定価格はNW-E407が2万2000円、NW-E405が1万7000円前後の見込み。カラーはブラック、ブルー、レッド、グリーンの4色が用意される。
NW-E107/E105/E103はストップウォッチのような円盤型の本体を持つモデル。1Gバイトのメモリを搭載する「NW-E107」と512Mバイトのメモリを搭載する「NW-E105」、新製品群の中では唯一256Mバイトのメモリを搭載する「NW-E103」が用意される。
価格はいずれもオープンだが、実売想定価格はNW-E107が2万円前後、NW-E105が1万4000円前後、NW-E103が1万円前後の見込み。
再生可能なファイル形式はATRAC3plusとMP3で、iPod shuffleのようなシャッフル再生を可能にする「全曲シャッフルモード」も備える。前面の液晶はNW-E5xx/4xxに搭載されている有機EL液晶ではないが、バックライトを備えており、手元が暗い場合でも確実に操作できる。
本体サイズは56.2(幅)×56.2(高さ)×19.2(ミリ 奥行き)・37グラム(単4型乾電池を含む)。本体前面がスイッチとなっている一体型キー機構を採用。にぎり込むようにして持つと、親指1本で「早送り・早戻し」「再生・停止」が行える。側面のスイッチを切り替えることで、早送り・早戻しボタンは「ファイル(1曲単位)の選択」「グループの選択」として機能する。
バッテリーには単4型アルカリ乾電池を使用し、70時間の連続再生が行える。パッケージにはヘッドフォン、ネックストラップ、専用USBケーブルのほか、転送ソフトとして「SonicStage 3.0」が含まれる。
なお、ソニースタイルからは限定のカラーバリエーションモデルとしてNW-507のプレミアムゴールド(NW-507/N)とNW-107のアイシーホワイト(NW-107/W)が発売される。
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