レビュー
» 2005年03月28日 12時51分 UPDATE

レビューミラーフェイスの光る奴――松下「SV-SD100V」 (1/4)

松下電器産業の「SV-SD90/100V」は、ハーフミラーの前面パネルと有機ELディスプレイが特徴的なSDオーディオプレーヤーだ。コンパクトなきょう体ながら、意外とパワフルな音を聞かせてくれる。「iPod」とは少し違った市場を狙う、松下の戦略モデルを試用した。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 松下電器産業が発売した「SV-SD90/100V」は、ハーフミラーの前面パネルが特徴的なSDオーディオプレーヤーだ。同時発表のSDミニコンと組み合わせ、“PCいらず”の音楽スタイルを作り出せるのもメリット。パソコン連携が前提になる「iPod」とは少し違った市場を狙う、松下の戦略モデルだ。

photo 「SV-SD100V」。表面はハーフミラー仕様だ

 今回は上位モデルの「SV-SD100V」を試用した。「SV-SD90」との違いは、FMチューナーおよびボイスレコーダー機能の有無、そしてカラーバリエーションだ。上位モデルのSV-SD100Vは、シルバーとブルーの2色で、SV-SD90はホワイト、ブルー、レッドの3色が用意されている。またSV-SD100Vのみ、パッケージに「乾電池チャージャー」が含まれており、外出先で充電したり、より長時間の再生が可能(後述)。

photo パッケージの中身。ACアダプタ、USBケーブルなど、SDカード以外はほぼフル装備だ。ストラップは、虹色に輝くお洒落なタイプが同梱されている
photo ACアダプタは、携帯電話のそれと同じように、コンセント部を折りたたんでコンパクトに持ち運びできる

 ただし、どちらのモデルもSDカードは付属しておらず、別途購入する必要がある。この点は意見の分かれるところだが、既にデジタルカメラなどで普及しているSDカードだけに、そのぶんコストダウンされているのなら納得できると思う。価格はオープンプライスで、SD100Vが実売1万8000円前後、SD90は1万4000円前後になる見込みだ。なお、SDカードには「Hi-Speed」タイプなど複数の種類があるが、同機は8M〜1Gバイトまでのほとんどのカードを使用できる。

鏡として使ってみた

 外観を見ていこう。本体サイズは42(幅)×42(高さ)×17.5(厚さ)ミリ、重量は約40グラムと小型軽量。タバコの箱より薄い程度で、スーツの胸ポケットに入れても出っ張りは気にならない。ただ、付属のストラップを付けて、首から提げるのが一番似合いそうだ。

photo 上面にヘッドフォン端子とマイクを装備

 前面と側面の半分は“ハーフミラー”仕様になっていて、その奥に4行表示が可能な有機ELディスプレイを搭載している。このため、ディスプレイが点灯していないと“ほぼ鏡”だ。のぞき込めば顔がばっちり映るし、明るい場所なら色も分かる。ちょっと髪を整えたり、化粧を直したりするときに便利だろう。とりあえず、男性でも“ひげ剃りあと”のチェックに使えることを確認した。

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