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» 2005年05月18日 15時55分 UPDATE

東芝だけど“RD”じゃない――女性の味方「カンタロウ」参上

東芝は5月18日、DVDレコーダーの新シリーズとなる「AK-G200」を発表した。愛称は「カンタロウ」。女性層やシニア層にも使いやすいDVDレコーダーを目指し、デザインから操作体系までを大幅に見直した。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 東芝は5月18日、DVDレコーダーの新シリーズとなる「AK-G200」(愛称:カンタロウ)を発表した。女性層やシニア層にも使いやすいDVDレコーダーをコンセプトに、本体デザインや操作体系を大幅に見直した。「“万能系のRD”に対して“簡単系のカンタロウ”をラインアップにくわえ、ユーザーニーズをフルカバーする」(同社)。

photo RD-H1に似たシンプルな外観を持つ「AK-G200」。高さは58ミリで、世界最薄だという(2005年4月現在)

 AK-G200は、「RD-H1」に似たスリムなボディに250GバイトのHDDとDVDマルチドライブを搭載したエントリーモデルだ。本体前面には見やすさを考慮して大型のFL表示管を搭載し、ボタンはLEDで色分け。背面端子はS端子/コンポジットの入出力を各1系統のほか、D1/D2映像出力×1系統、光デジタル音声出力など非常にシンプルな構成で、出力端子の下に「テレビの入力へ」などと表記して配線を簡単にしている。リモコンは、ボタン数を大幅に減らした「かんたんリモコン」だ。

photo リモコンのボタン数は35。「各社のレコーダーと比べても大幅に少ない」(東芝)

 録画可能なDVDメディアは、DVD-RAM、DVD-RW、DVD-R(CPRM対応)の3種類で、同社の薄型モデルとしては初めてカートリッジ付きのDVD-RAMもサポートしている。ただし2層メディアには非対応だ。チューナーはアナログ地上波×1で裏番組録画は不可。RDシリーズの特色であるネットワーク接続機能も省略するなど、ある程度、割り切った仕様になっている。

全く新しいメニュー画面

 RDシリーズと決定的に異なるのは、ユーザーインタフェースだろう。本体の電源を入れると、自動的にメニュー画面が立ち上がり、そこから実行したい機能を選択する「オートメニュー」を採用。「番組表から探す」「録画番組を見る」といった目的別のメニューから実行したい項目を選ぶだけでいい。

photo 「オートメニュー」画面

 また、初心者が失敗しやすい「HDD」と「DVD」の切り換えにも配慮した。たとえばリモコンの「HDD」ボタンを押すと、自動的にHDDの録画番組一覧(従来の“見るナビ”)が表示される。もちろん「DVD」を押すとDVD内の録画番組一覧だ。DVDビデオを入れると自動的に再生を開始する「オートDVDプレイ」といった新機能も追加し、メディア切り換えの手間を極力省いた。

 EPGは「ADAMS」を採用しており、2行表示のワイド番組表を新たにサポート。既存モデルの「RD-XV33/34」に搭載されたスポーツ延長やドラマ延長にも対応している。

photo 2時間表示で文字も大きい番組表

 録画した番組は、シーンの変化を解析して自動的にチャプター分割する「マジックチャプター」や、ステレオ音声検知などにより本編の最初と最後を自動的にチャプター分割する「本編自動チャプター」などを使い、快適に“飛ばし見”ができる。

 「シーンの切れ目すべてを分割するわけではなく、たとえば歌番組なら歌手ごとに、ニュースなら次の話題というように、意味のある単位で自動的にチャプター分割する」(同社)。

 このほか、ダビング時には、録画タイトルの長さなどに応じてダビングモードを自動設定する「オートダビングモード」、自動的に受信チャンネルを設定する「オートスキャン」、質問に答えていくだけで各種設定が完了する「セットアップウィザード」など、とにかくDVDレコーダーを初めて使うユーザー層に配慮した仕様だ。AK-G200の開発コードが“姫レコ”という点からも、同社が女性層を主なターゲットにしていることが伺えるだろう。

 「ちなみに、“姫レコ”というガンダムはいません」(東芝)。

photo 初期設定時に役立つ「セットアップウィザード」画面

 そのほかの主な仕様は下記の通り。

製品名 AK-G200
HDD 250Gバイト
DVDドライブ DVD-R/-RW/RAM(2層非対応)
EPG ADAMS
チューナー 地上アナログ×1
本体サイズ 430(幅)×333(奥行き)×58(高さ)ミリ
重量 4.5キロ
価格 オープン(7万5000円前後)
発売日 6月中旬予定

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