レビュー
片手操作で“快適/快速”――コニカミノルタ「DiMAGE X60」(1/5 ページ)
コニカミノルタの「DiMAGE X」シリーズといえば、薄型軽量コンパクトデジカメの先駆け的存在で、レンズの飛び出さないフラット形状、高速レスポンスを特徴として人気を博した。
今回レビューする「DiMAGE X60」は、Xシリーズの普及モデルで、有効画素数500万画素CCDに光学3倍ズームレンズ、2.5インチ液晶モニタを搭載した、最近のトレンドをそつなくまとめたモデルだ。
DiMAGE Xシリーズの血脈を受け継いで、快適な操作性とレスポンスを実現させたDiMAGE X60の実力を見てみよう。
直感的で分かりやすい操作性
X60の外観の特徴は、スライド式のレンズカバーだ。電源とも連動しており、レンズカバーを右にスライドさせてオープンすると電源が入り、カバーを閉じると電源がオフになる。
電源ボタンなどよりは直感的で分かりやすく、バッグの中で電源ボタンが押されてしまうといった誤操作もなさそうだ。レンズカバーには適度な抵抗があり、バッグに放り込んだ程度では勝手にスライドすることもないだろう。
背面には大型の2.5インチ液晶を搭載。最近の流行のスタイルであるため目新しさはないが、それでも大きな液晶は見やすく、使いやすい。また、モードを変更した場合など、数秒間だけ設定項目が大きく表示されるのは分かりやすくていい。
ただ、大画面の割に画面表示がやや寂しい。撮影時にはモード/画像サイズ/画質/フラッシュ/撮影可能枚数といった項目が表示されるだけ。ISO感度や露出、ホワイトバランスをオート以外に設定すると、その値も表示されるものの、情報量は決して多くない。シャッタースピードや絞り値、ヒストグラムなどは、撮影の参考になるので表示して欲しかったところだ。とはいえ、フルオートが基本のカメラなので、実際の撮影時にはそれほど重要視されない項目だろう。
液晶画面が大きくて便利な半面、背面の左側すべてを液晶画面が覆っており、両手で構えるには本体の上下をつまむように持つしかなく、ホールド性が犠牲になっている。ただ、もともとこうした薄型デジカメは、さっと取り出して、さっと写す、という用途を想定しているため、片手での操作感が重視される製品だ。
その点で言えば、レンズカバーは右手だけで簡単に操作でき、液晶右側に集約されたボタン類も片手だけで違和感なく操作できるインタフェースはこなれており、快適だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
2
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
3
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
4
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
5
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による代理購入をブロック Shopifyは全店舗で対応へ
-
6
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
7
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
8
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
-
9
SpaceXAI、「Grok 4.7」発表 コーディングと知識労働向けで同社最高性能、価格は据え置き
-
10
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR