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» 2007年10月17日 15時00分 UPDATE

世界最速11点AF――プロ仕様デジ一眼「E-3」 (1/2)

オリンパスが、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの新製品「E-3」を発表。11点測距の世界最速AFや高速シャッター/連写、防塵防滴マグネシウム合金ボディなどプロ仕様の高機能を満載した。

[西坂真人,ITmedia]

 オリンパスイメージングは10月17日、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの新製品「E-3」を発表した。11月23日から発売する。価格はオープン。市場想定価格は20万円前後(ボディのみ)。

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 「E-3」は同社のフラッグシップモデルとして2003年に発売したプロ向け「E-1」の後継機。2006年のフォトキナではモックが展示され、2007年3月のPMAや「E-410」「E-510」発表会などでは、モックの展示とともに2007年中の発売を予告していた

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 前モデルのE-1は、独自の「オリンパスE-システム」のメリットを最大限に生かすべく左側をスパッと切り落としたカタチが話題を集めたが、次代を先取りしたそのフォルムにはハッキリ好き嫌いが別れ、マーケットセールス的には必ずしも成功したとは言い難かった。

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 E-3は一眼レフ機として非常にオーソドックスなフォルムに仕上げている。ボディサイズは142.5(幅)×74.5(奥行き)×116.5(高さ)ミリ・重さ約810グラム。ボディ素材には軽量・高剛性なマグネシウム合金を採用。「鬆(す)」のできない均一な組成が可能なチクソモールド方式によって形成している。また、ボディ各所にシーリングを施すことで、ホコリや雨・水しぶきの侵入を防ぐ防塵防滴構造となっている。

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 撮像素子は新開発の有効1000万画素ハイスピードLive MOSセンサーを搭載。従来よりさらに省電力化を進めることで、常時ライブビューによる撮影が可能になった。画像処理エンジンは3つの高画質化処理技術を備えた「TruePic III」を装備。また、従来機同様に撮像素子の前に設置されたSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)により、ボディ内に侵入・付着したゴミやホコリを除去する出すとリダクションシステムを搭載した。

 性能面では11点測距のAFセンサーを搭載。11点全点がクロス式でかつ縦横それぞれ2ラインで構成することでAF精度を高めたツインクロスセンサーとなっている。このセンサーと全点同時演算を可能にした専用AFエンジン、最新AFアルゴリズムにより「デジタル一眼レフカメラで世界最速のAFスピード」(同社)を実現した。

photophotophoto 有効1000万画素ハイスピードLive MOSセンサー(左)11点測距のAFセンサーを搭載(中央、右)

 読み出し速度を高速化したLive MOSセンサーと、画像処理用TruePic III/手ブレ補正用IS/AFという3つの専用エンジンを並列処理することで高速な画像処理を実現。駆動用メカのさらなるブラッシュアップなどで、秒5コマの高速連写と最高1/8000秒の高速シャッターを可能にした。

 手ブレ補正は、独自開発の超音波駆動方式SWD(Supersonic Wave Drive)による撮像素子シフト式の手ブレ補正機構を搭載。ボディ内蔵型なのでフォーサーズシステムに準拠したすべてのレンズで手ブレ補正を活用できる。

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