インタビュー
» 2009年08月27日 15時24分 UPDATE

2代目“ブルーレイ内蔵AQUOS”はどう進化した? (1/2)

シャープのBlu-ray Discドライブ内蔵テレビが2世代目になり、9月に新登場する。一見、先代とあまり変わらないように見えるが、どのように進化したのだろうか。詳しい話を聞いた。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 シャープは、液晶テレビ“AQUOS”の「DX2シリーズ」5機種13モデルを9月10日に発売する(→“ブルーレイ内蔵AQUOS”の第2弾、「DX2シリーズ」登場)。2008年11月に発売したDX1シリーズに続く、Blu-ray Discドライブ内蔵AQUOSの第2弾。今回も“BD内蔵型ならでは”といえる新機能が追加されている。

photophoto DX2シリーズは、26V型から52V型までの5サイズをラインアップ。側面にスロットインタイプのBDドライブを搭載している(左)。リモコンは従来のものと同じ(右)

 発売からおよそ10カ月。エコポイント制度の後押しもあって薄型テレビは好調に推移しているが、BD内蔵という新しい試みは市場に受け入れられたのか。シャープAVシステム事業本部、液晶デジタルシステム第1事業部商品企画部の渥美忠道係長によると、2008年下半期では同社が販売した液晶テレビの約14%をBD内蔵型が占め、2009年上期には20%超えが確実だという。「ユーザーアンケートの結果を見ると、録画のほかにレンタルBDを楽しむ人が多いようだ。とくに女性のユーザーがそれまでの2倍に増えるなど、従来と違う結果が出ている。新しいカテゴリーを創出できた」(渥美氏)。

 新製品のDX2シリーズは、26V型から52V型までの5サイズをラインアップ。一見、スタイルは先代と変わらない印象だが、液晶パネルの縁(フレーム部)にあった段差をなくしたほか、スタンドの色を濃くするなど、従来より大人っぽい仕上がりになっている。カラーバリエーションは、52V型/46V型がブラックとホワイトの2色、40V型以下はブラック、ホワイト、レッドの3色を用意した。

photophoto フレームの段差がなくなった(左)。従来はシルバーだったスタンド部は、ガンメタリックに近いしぶい色に変わった(右)

 倍速駆動(40V型以上)や「高画質マスターエンジン」といった画質面は従来機と変わらないが、MPEG-4 AVCトランスコーダーは新しくなり、フルハイビジョン解像度で“7倍録画”まで可能になった。これは、BD録画の部分を“AQUOSブルーレイ”と共通化しているため。「BDレコーダーが春モデルから7倍録画に対応し、DX2でもサポートできるようになった」。7倍録画を使えば、1層BD-R1枚に約15時間の録画が可能になる。

「新・モーションガイド」に「ぴったりセレクト」

 「新・モーションガイド」は、リモコンの「ホームボタン」で起動する新しいユーザーインタフェースだ。ボタンを押すと、視聴中のテレビ画面がスケーリング(縮小)され、画面の上に「チャンネル」や「設定」などの項目が並ぶ。リモコンの左右ボタンで選択すると、画面の右側に具体的な項目を表示。視聴中の番組をジャマせず、裏番組やBDの録画番組を確認できるのがメリットだ。

photophoto 「新・モーションガイド」。チャンネルや各種インターネットサービスの一覧なども選択できる

 また、メニューには、「アクトビラ」や「ひかりTV」といったネットワークサービスの一覧も用意しているため、「チャンネルを選ぶ感覚でインターネットも利用できる」(同氏)。ネットワークサービスは、従来機と同様に「アクトビラ ビデオ・フル」「ひかりTV」「Yahoo! JAPAN for AQUOS」「Do TV デジ×マガ」などをサポート。DLNAは静止画と音楽のみに対応している。

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