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» 2011年01月07日 12時21分 UPDATE

2011 International CES:液晶は「世界に接続される窓」に、米シャープ会見

米シャープは、「2011 International CES」でプレスカンファレンスを開催。独自の4原色技術“クアトロン”を採用した70インチクラスの液晶テレビ「LC-790LE732U」などを米国で発売すると発表した。

[小山安博,ITmedia]

 米シャープは、「2011 International CES」の開幕直前にプレスカンファレンスを開催し、独自の4原色技術“クアトロン”を採用した70インチクラスの液晶テレビ「LC-790LE732U」などを米国で発売すると発表した。登壇した米シャープの高橋興三CEOは、来年でシャープが100周年を迎え、今後もさらなる液晶の進化を目指していくと強調。「未来は今日から始まる」と宣言した。

ts_sharp01.jpg 米シャープの高橋興三CEO

 70インチ(対角69.5インチ)と同社最大サイズの“AQUOSクアトロン”「LC-790LE732U」は、シャープが開発した赤青緑の3原色に黄色を加えた4原色で映像を表示するクアトロン技術を採用している。こちらは5月に北米で発売するが、さらに70インチの3D対応液晶テレビ「LE935シリーズ」も今年中に発売する。

ts_sharp02.jpgts_sharp03.jpg 70インチのAQUOSクアトロン(左)。今年中には70インチの3D対応AQUOSクアトロンを発売する

 LC-790LE732Uでは、無線LANを内蔵することでFacebookやTwitter、Flickr、Netflix、PANDORA,CinemaNowなどのSNSや映像配信サービスに接続可能。テレビ画面からネットワーク経由でトラブルシューティングやカスタマーサポートなどが利用できる「AQUOS ADVANTAGE LIVEサービスにも対応している。

 同社のJohn Herrington氏は、「シャープは映像品質を向上させ、テレビの接続機能をより親切にして、テレビ市場を先導している」とアピールした。また、小さなテレビがパーソナル向けなのに対して、大型テレビは家族向けであると指摘。「より大型のテレビにより、さらに家族が楽しめるようになる」と話す。

ts_sharp04.jpg 米シャープのJohn Herrington氏

 さらにシャープでは、3D対応のDLPプロジェクター「XV-Z17000」を発表。アクティブシャッター型の3D機能を備え、コントラスト比は4万:1、1600ルーメンスの高輝度タイプだ。2系統のHDMI入力にくわえ、ミニD-sub 15ピン、コンポーネント、S端子、コンポジットの各入力端子を備えている。米国では2月に発売する予定となっており、価格は4999.99ドル。専用の3Dグラスが2個付属する。

ts_sharp05.jpg 3D対応のDLPプロジェクター「XV-Z17000」

 3D対応のBlu-ray Discプレーヤー「BD-HP25U」「BD-HP35U」「BD-HP75U」も発表。フルHDの3D映像を出力でき、Dolby True HDとDTS HDのデコード機能も搭載する。また無線LANを内蔵しているので、NetflixやCinemaNow、PANDORA、YouTubeなどへのアクセスが可能だ。DLNAクライアントにくわえ、PCなどからネットワーク経由でプレーヤーの操作が可能な“IPコントロール”も搭載する。価格は249.99ドル〜329.99ドルで、2月から米国で順次発売する。

ts_sharp06.jpg 3D対応BDプレーヤーの3機種

 その他、スピーカー製品として「HT-SL70」、「HT-SL50」、「CP-USB50」、ミニマイクロコンポとして、iPodと接続可能な製品も投入する。

ts_sharp07.jpgts_sharp08.jpg スピーカー製品では、USB接続のスピーカーバー「CP-USB50」、iPod接続対応のコンポも発売

 そして最後に発表されたのが、国内で発売が開始されたばかりのタブレット端末「GALAPAGOS」だ。同社では“E-Media Tablet”と位置づけ、電子書籍や電子雑誌、新聞などが閲覧できる点をアピールしていた。

ts_sharp09.jpgts_sharp010.jpg GALAPAGOSも米国発表
ts_sharp011.jpgts_sharp012.jpg 海外メディアの関心も高い

 ファイルフォーマットのXMDFもアピールされ、タブレットやスマートフォン、TVなど、端末に合わせて自動でコンテンツのレイアウトが最適化される点が説明された。

 シャープでは、大型テレビ、スマートフォン、タブレット、車載端末など、さまざまなサイズの液晶製品を投入し、さらにビデオウォールのような大型製品も加えた液晶製品群が「世界に接続される窓」としての役割を担うとして、今後も製品を強化していきたい考えを示している。

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