レビュー
» 2012年04月13日 17時39分 UPDATE

野村ケンジの「ぶらんにゅ〜AV Review」:躍動的でダイナミック、それでいて心地よいサウンド、Shure「SRH1840」 (1/2)

SRH1840は、シュアとしては初のオープンエアー型ヘッドフォン。フラッグシップと呼べるポジションに位置しており、作りもかなり凝っている。

[野村ケンジ,ITmedia]

 ヘッドフォンからテレビ、ホームシアターまで、様々なジャンルの数多あるAV系新製品のなかから注目の新製品をピックアップし、いち早いレビューをお送りしていく「野村ケンジのぶらんにゅ〜AV Review」。今回は、延期されていたShureのオープンバックヘッドフォン「SRH1840」の販売が4月11日にスタートしたので、こちらのレビューをお届けしよう。

ts_1840srh01.jpg Shureとしては初のオープンエアー型ヘッドフォン「SRH1840」

 製品の内容については、以前ニュースインタビューでお伝えしているが、改めて概略を紹介しておこう。SRH1840は、Shureとしては初のオープンエアー型ヘッドフォン。同時にデビューした「SRH1440」の上位機種にあたり、現在のところはフラッグシップと呼べるポジションに位置するモデルとなっている。

 そのため、作りもかなり凝った内容を持ち合わせている。まず本体は、デュアルフレーム構造のヘッドバンドに加え、フレームとハウジングをつなぐヨークには「6061-T6」アルミ合金を使用、パンチングメッシュの開放型カバーなどともあわせて、軽量さと強度の高さを両立させている。一方、ハウジング内部に搭載されるドライバーは、新開発の40ミリ径のダイナミックタイプ。スチール製のドライバーフレームを採用してガッチリ固定、音質的なゆがみを排除しているほか、センター・ポールピースに通気孔を設けることで、ストレスフリーにしてさらなる音質向上を実現しているという。ちなみにマグネットは、磁束密度の高いネオジウム磁石が組み合わされている。

ts_1840srh05.jpgts_1840srh02.jpg ヘッドバンドはデュアルフレーム構造。ヨークには「6061-T6」アルミ合金を使用

 ケーブルは、同社のカナル型イヤフォンと同じMMCXコネクターを使った着脱式を採用している。また「SRH940」などとは異なり、両だしタイプとなっているのが、これは音質にこだわるユーザーへの、リクエストに応えたものだという。

軽快な装着感

 持った瞬間にも軽量さがよく分かる本体は、なかなかに軽快な装着感だ。この軽さであれは、長時間の使用もまったく苦にならないだろう。また、各部に金属パーツが使用されているので、耐久性もかなり高そう。これもかなりうれしい。

ts_1840srh03.jpgts_srh08.jpg パンチングメッシュの開放型カバー(左)。コネクターは着脱式(右)

 着脱可能なケーブルは、カナル型イヤフォンと同じMMCXコネクターを採用しつつも、残念ながら互換性はない。ただし付属の純正ケーブルは、コネクターまで2線になっていたりと、音質には結構気を使っている様子がうかがえること、予備のケーブルも同梱(どうこん)されていることなどから、とりあえずの心配はなさそうだ。また、両だしタイプとなっていることが使用時に多少邪魔になるかも、と思ったが、実際にはほとんど気にならなかった。

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