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» 2012年05月24日 12時19分 UPDATE

BDレコ×タブレットを大検証(1):パナソニック「DMR-BZT920」&お風呂テレビを試す (1/5)

今回は、ソニー、パナソニック、東芝の最新BDレコーダーを紹介するとともに、DLNA/DTCP-IPによるネットワーク視聴や動画の“持ち出し”機能を試していこう。タブレットを“どこでもテレビ”にしてみたい人は要チェック!

[坪山博貴,ITmedia]

 今回は、ソニー、パナソニック、東芝の最新BDレコーダーを紹介していくとともに、DLNA/DTCP-IPによるネットワーク連携を試していこう。トップバッターはパナソニック。DIGA(ディーガ)の「DMR-BZT920」と、10.1インチという大画面を持つ防水ポータブルテレビ“VIERA”「SV-ME5000」の組み合わせだ。

ts_ofurodiga001.jpg 「DMR-BZT920」と「SV-ME5000」

録画とネットを強化したハイエンドディーガ

 まずはBDレコーダーの概要をおさらいしておこう。DMR-BZT920は、ディーガの2012年春モデルの中で最上位にあたる製品。ハイエンドの「DMR-BZT9000」は継続販売となるが、こちらはボディー設計やアナログ段などに贅(ぜい)を尽くしたフラグシップモデルという位置づけであり、一般コンシューマー向け製品としては、本機がハイエンドモデルといって差し支えない。

 ディーガは、2011年の春モデルでスカパー!HD録画を含む最大4番組同時録画や最大15倍の長時間録画を導入し、秋モデルでは新しいユーザーインタフェースとUSB外付けHDDへの対応を果たすという大きなアップデートを行った。対して2012年春モデルでは目立つ新機能の導入はなく、デザインもほぼ据え置かれているが、レコーダーの基本機能となる録画機能、およびレコーダーの標準機能となりつつあるホームネットワークの2点を中心に着実なアップデートが行われている。

ts_dmrbzt02.jpgts_dmrbzt03.jpg デザインは2011年春モデルからほぼ継承。写真では分かりにくいが、底面には制振効果を狙ったインシュレーターを備える。パッと見でも分かる通り、奥行きは非常に短い。天板の両端に備える電源、トレイ開閉スイッチはセンサー式だ(左)。前面パネルを開くと、中央にUSBポートとSDカードスロット、i.Link端子、右側にB-CASスロットがある(右)

 本機もデジタル3波チューナーを3基搭載し、デジタル放送の3番組同時録画とネットワーク経由のスカパー!HD録画を合わせて4番組同時録画が可能だ。内蔵HDDの容量は2Tバイト。1グレード下の「DMR-BZT820」と比較すると、HDD容量のほか、映像と音声信号の分離出力を可能にする2系統のHDMI出力、高画質出力のための「リアルクロマプロセッサplus」「ディテールクラリティプロセッサforBD」、高音質出力のための高音質コンデンサー、テキサス・インスツルメンツ(バー・ブラウン)製のDACの採用、光学メディア再生時の不要回路の停止機能、制振性を高めるインシュレーターど、主に出力に関連する機能が強化されている。

ts_dmrbzt034.jpgts_dmrbzt04.jpg 天板左側は「Qi」(チー)規格準拠のワイヤレス充電機能が装備(左)。背面端子。映像・音声を独立して出力できる2系統のHDMI端子、光/同軸のデジタル音声出力とハイエンドモデルらしい装備だが、アナログ出力が整理されたのですっきりしている。太いACケーブルをしっかり接続するためACコネクターがメガネタイプではなく五角形タイプになっている点もいかにも上位モデル

 外観はインシュレーターの装備により、下位グレード製品より9ミリほど背が高いものの、奥行きは199ミリと極めて短く、イマドキの薄型テレビ用ラックにもすんなり収まる。前面は、ほぼ全体を開閉式アクリルパネルでカバーしたスマートなデザイン。背面は最近のレコーダーにして端子類が多いが、既にD端子やS端子などは排除されているので煩雑な感じはない。とにかくコンパクトで取り回しが良いのはディーガシリーズの特長だ。重量も3.6キログラムに収められている。

ts_dmrbzt05.jpgts_dmrbzt06.jpg リモコンは自由な向きで使える電波式にも対応し、方向ボタンを兼ねたタッチパネルを装備。タッチパネルではマウスカーソルの操作のほか、スマートフォンでおなじみのスワイプ操作にも対応する。細かい点では従来は「アクトビラ」を一発呼出しできた「VOD」ボタンが「もっとTV」に置き換えられた

 また天板左側は「Qi」(チー)規格準拠のワイヤレス充電機能が装備されており、対応機器を置くだけで充電が可能。今のところ、同社製品の対応機器はポータブルバッテリーなどに限られるものの、本機と連携が可能なポータブルテレビやスマートフォンなどで採用が進めば、充電しながら無線で連携といったことがスマートにできそうだ。

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