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センタースピーカーをすっきり設置できるAVボード、ヤマハ「DLC-AV1300」ありそうでなかった

» 2012年09月10日 21時55分 公開
[ITmedia]
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 ヤマハエレクトロニクスマーケティングは、単品センタースピーカーを設置できるAVボード「DLC-AV1300」を10月上旬に発売する。55V型までの薄型テレビに適したサイズで、価格は7万3500円。

「DLC-AV1300」と設置例

 薄型テレビ対応のAVボードは数多く存在するが、その多くは中央にフレームがあり、センタースピーカーを置くことは難しい。また省スペース化に伴い、フルサイズのAVアンプを収納できるラックも少なくなっているのが現状だ。

 DLC-AV1300は、ヤマハ製センタースピーカー全機種に対応する「センタースピーカー専用スペース」を備え、同時にAVアンプやBlu-ray Discレコーダーなども一緒に収納できるAVボード。家具メーカーのドリーム・ワールドの製品で、ヤマハはオリジナルのあっせん販売品として取り扱う。

 型番の通り横幅は1300ミリ。天板はピアノブラック調として高級感のあるデザインに仕上げた。天板の耐荷重は約50キログラム。別売の壁寄せ金具「YTS-V1200」を取り付ければ、最大55V型のテレビを壁寄せ設置できる。

薄型センタースピーカーは天板から吊り下げることもできる(左)。天板はピアノブラック調(右)

 棚は2段構成で、上段の中央に「Soavo-900C」など同社製センタースピーカーがすっぽり入るスペースを用意。薄型タイプの「NS-C210」や「NS-C310」を天板から吊り下げて設置するための専用金具も同梱(どうこん)する。左右の空きスペースにはゲーム機などを収納できるほか、BD/DVDソフトを立てて収納するための背面ストッパー(BDストッパー)2個も付属。棚板の耐荷重は15キログラムとなっている。

 一方の下段には、やはり同社製AVアンプの全モデル(現行機種)やBDレコーダーが設置できるスペースを左右に設けたほか、中央にはBDパッケージソフトを最大25枚収納できる引き出しを備えた。引き出しの前面もピアノブラック調として全体のイメージを統一している。底板の耐荷重は30キログラム。なお、底面には床の微妙な段差や傾斜などに応じて高さを微調整するためのアジャスターを装着している。

引き出しの前面もピアノブラック調(左)。壁寄せ金具「YTS-V1200」を使用した設置例(右)

 AVボードのサイズは、1300(幅)×480(高さ)×485(奥行き)ミリ。重量は47キログラム。なお、同製品は組み立て作業のいらない完成品として届けられる。

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