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» 2013年04月11日 14時27分 UPDATE

65/55型の4Kテレビも登場、ソニーが“ブラビア”を一新 (1/2)

ソニーが液晶テレビ“ブラビア”の2013年春モデルを発表した。1月のInternational CESで話題になった4Kテレビ2モデルに加え、標準で壁掛けに対応するパーソナルサイズなど4シリーズをラインアップする。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 ソニーは4月11日、液晶テレビ“ブラビア”の新製品として、4Kパネルを搭載した「X9200Aシリーズ」を含む2013年春モデル4シリーズを発表した。同社は昨年末に84V型の4Kテレビ「KD-84X9000」を発売しているが、65V型、55V型の2機種を追加して4Kテレビのラインアップを拡大、高付加価値製品の比重を高める考えだ。6月1日から順次発売する。

ts_2sony03.jpgts_2sony07.jpg 65V型の4Kブラビア「KD-65X9200A」

ts_kakaku01.jpg 実売想定価格と発売日の一覧

 「X9200Aシリーズ」は、1月の「2013 International CES」で北米デビューを果たした「XBR-55X900A/65X900A」の日本版だ。フルHDの4倍の解像度を持つ4Kパネル(約829万画素)に、色域を拡張したバックライト技術“Triluminous display”(トリルミナスディスプレイ)や映像エンジン「4K X-Reality PRO」を組み合わせ、高精細かつ繊細な色の違いも表現できる高画質テレビを目指した。大口径の磁性流体スピーカーを前方に向けて配置した大胆なデザインも同じ。「デザインコンセプトは“Sense of Quartz”(石英)。オプティコントラストパネルにより、スピーカーを含めて“一枚板”に見える」(同社)という。

 「4K X-Reality PRO」は、1997年のDRC(Digital Riality Creation)登場以来、15年にわたって磨いてきた映像処理技術の集大成だ。超解像エンジンの「X-Reality PRO」に、4K表示用データベースを持つ「XCA8-4K」を組み合わせ、4K表示の質を高めている。地デジやBDなどHD映像の場合、まず複数枚データベース型超解像処理をかけたあとで4Kにアップスケールし、再びパターン分析やデータベース型超解像処理を行うという“2段構え”の処理を行う。

ts_2sony08.jpgts_2sony09.jpg 一枚板からスピーカーの部分をくり抜いたようなデザイン。シンプルな図形を組み合わせて独自の存在感を醸し出している。スタンドは完全な円形で、その上にテレビが浮いているイメージだ

 一方のトリルミナスディスプレイは、米QD Visionの発光半導体技術「Color IQ」を用い、白色LEDから純度の高い青、緑、赤の波長を取り出すというもの(→関連記事)。従来の単色LEDバックライトを用いた液晶テレビでは表示できなかった広い色域を実現し、赤、緑、青に加えて中間色も色彩豊かに再現するという。

ts_2sony010.jpgts_2sony011.jpg トリルミナスディスプレイのデモ

 4K対応の液晶パネルは、120Hz駆動対応。バックライトスキャンを組み合わせた「Motionflow XR240」により、4倍速相当の動画表示性能を確保した。偏光方式の3D表示にも対応する。

 独自の磁性流体スピーカーは、ダンパーのいらない構造により、薄型化と高効率が特長。外観を見ると上下に同じユニットが並んでいるように見えるが、実は磁性流体ウーファーは下だけで、上は中低音を補強するパッシブラジエーターだ。また背面には2機のサブウーファーを搭載して音のバランスをとった。

ts_2sony012.jpgts_2sony014.jpg 手前は普通のスピーカー、奥が新ブラビアに使われている磁性流体スピーカー。厚さが違うことが分かる(左)

 より大きなコダワリは、両サイドのツイーターを画面の中心を結ぶ線上に配置したことだろう。これにより、映像と音の一体感が向上し、まるで画面から音が出ているように聞こえる。新しいスピーカーを駆動するのは、実用最大出力65ワットの「S-Master」だ。

 スマートフォンやタブレットとの接続性も向上した。スマートフォンの画面をテレビに映し出せるMHL対応のHDMI端子を設けたほか、Xperia(スマートフォン、タブレット)との組み合わせなら、付属のNFCリモコンにタッチしてスマホなどの画面をミラーリング表示する「ワンタッチミラーリング」が利用できる。

ts_2sony015.jpgts_2sony016.jpgts_2sony017.jpg 付属のNFC対応リモコン(左)。「ワンタッチミラーリング」の手順。Xperiaとリモコンの背面をタッチすると機器認証が行われ、無線LAN経由でテレビにスマートフォンの画面が映し出される仕組みだ(中、右)

 さらに、「TV SideView」アプリ(Android/iOS版)は、ブラビアのコントロールに加え、番組表や番組情報を手元で表示できる“セカンドスクリーンアプリ”だ。クロスサービスサーチ機能を使うと、さまざまなサービスを一括検索し、見たいものをテレビ画面に映し出せる。

ts_2sony019.jpgts_2sony018.jpg 音声認識機能を使ってWebサイトを検索し、テレビ画面に表示したところ

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