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オーディオテクニカ、真空管搭載の「AT-HA22TUBE」などヘッドフォンアンプ2機種

» 2013年10月11日 11時51分 公開
[ITmedia]

 オーディオテクニカは、真空管を搭載の「AT-HA22TUBE」および、最大192kHz/24bit対応のUSB-DAC機能搭載の「AT-HA90USB」というヘッドフォンアンプ2機種を11月15日に発売する。価格は「AT-HA22TUBE」が5万400円。「AT-HA90USB」は4万7250円。

「AT-HA22TUBE」

真空管の根元が赤く光っているのは、「真空管らしい雰囲気を出すため」のLEDだ

 「AT-HA22TUBE」は、プリ段に真空管「E88CC/6922」を搭載し、出力段にはトランジスタを使用するハイブリッドタイプのヘッドフォンアンプ。入力はアナログRCAのみで、最大出力は各チャンネル500ミリワット(16オーム時)。ヘッドフォン出力には3.5ミリと6.3ミリのステレオジャックの両方を装備しており、2台のヘッドフォンを同時に駆動できる。

 本体サイズは105(幅)×79(高さ)×142(奥行き)ミリ。重量は約615グラム。アルミ合金製の筐体(きょうたい)にダイキャスト製のフロントパネルを組み合わせ、不要な振動を抑制する。

ハイレゾ対応USB-DAC搭載の「AT-HA90USB」

「AT-HA90USB」

 一方の「AT-HA90USB」は、同社製ヘッドフォンアンプの上位モデルに位置づけられるモデルだ。USB-DAC機能を内蔵し、PCと接続して最大192kHz/24bitのハイレゾ音源を再生可能。DACチップには「AK4396」を採用している。またアナログRCA出力のほかに光デジタル出力を備えているため、DDC(デジタル・デジタルコンバーター)にもなる。

 出力は各チャンネル50ミリワット。またフロントパネルにマイクを搭載し、PC接続時にインターネット電話などに利用できる。ボディーには剛性の高い亜鉛ダイキャストを使用した。

 外形寸法は、80(幅)×95(奥行き)×24(高さ)ミリ。重量は約180グラム。

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