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» 2013年10月22日 21時31分 UPDATE

超ど級の物量を投入、エソテリックの新フラグシップ「グランディオーソ」シリーズ誕生

エソテリックは新しいフラグシップモデルとなる「グランディオーソ」シリーズ3機種を発表した。SACDトランスポート、36bitモノラルD/Aコンバーター、モノラルパワーアンプをラインアップ。全部重量級。

[ITmedia]

 エソテリックは10月22日、新しいフラグシップモデルとなる「グランディオーソ」シリーズを発表した。SACDトランスポート「Grandioso P1」、36bitモノラルD/Aコンバーター「Grandioso D1」、モノラルパワーアンプ「Grandioso M1」の3製品を11月下旬に発売する。

ts_eso01.jpgts_eso02.jpg Grandioso(グランディオーソ)シリーズ。左から「Grandioso D1」(2台)、「Grandioso P1」(本体、電源別)、「Grandioso M1」(2台)。ちなみにこのステレオシステムの総重量は約223キログラム

型番 Grandioso P1 Grandioso D1 Grandioso M1
概要 SACDトランスポート 36bitモノラルD/Aコンバーター モノラルパワーアンプ
価格 262万5000円 131万2500円 147万円
発売日 11月下旬 11月中旬

 Grandioso P1は、アナログ出力を持たないSACDプレーヤー(=トランスポート)。電源ユニットを別体とした2シャーシ構成になっている。

ts_eso05.jpgts_eso06.jpg 「Grandioso P1」は、電源ユニットを別体とした2シャーシ構成。重量は本体27キログラム、電源部24キログラム

 メインユニットのシャーシ内部はダブルデッキ(2階建て)構造とし、各回路ブロックを最短の信号経路で接続。ドライブメカ部分は、「マイクロメートル精度」(同社)で作られたジュラルミン製ターンテーブルや、20ミリも厚さのあるスチール製ターンテーブルブリッジなどぜいたくな仕様で、メカ部分だけで5.2キログラムもある。

 また、新たにHDMIケーブルを使ってDSDや最大352.8kHz/48bitのPCM信号を伝送する独自の伝送フォーマット「ES-LINK4」を開発。デジタル信号処理の大部分を送り出し側で行うため、受け取る側のD/Aコンバーター「Grandioso D1」を本来の役割に特化させられる特長もある。P1の背面にはES-LINK4専用端子のほか、従来バージョンのES-LINKに対応するデュアルXLR端子など7系統の出力を装備した。

ts_eso07.jpgts_eso08.jpg 「Grandioso D1」はモノラルDACのため、ステレオ再生なら2台必要になる。重量は1台24キログラム

 Grandioso D1は、32bit DACデバイスを複数組み合わせて利用する新アルゴリズムを採用した単体D/Aコンバーター。「ビット階調をより細かくすることで演算誤差を最小限にとどめ、繊細で忠実なアナログ変換を行う」(同社)という。

 P1/D1ともに、デジタルプレーヤーの心臓部ともいえるクロック回路を電源部、グランドまで完全に他の回路から独立。搭載するVCXO(電圧制御型水晶発振器)は水晶振動子メーカー大手のNDK(日本電波工業)と共同開発したものだ。また、より高精度の外付けルビジウムマスタークロック「G-01」(別売)を利用することも可能だ。

ts_eso03.jpgts_eso04.jpg パワーアンプの「Grandioso M1」も2台必要。重量は1台62キログラム

 パワーアンプのGrandioso M1は、瞬間34アンペアの大型バイポーラトランジスターをはじめ、「超弩級の物量を投入」(同社)したモノラルアンプだ。電源トランスだけで重量は約18キログラム。電源部のコンデンサーには3300μF×12のパラレル構成とし、電圧チャージ時間を短くすることでハイスピードな音を実現したという。定格出力は300ワット(8オーム負荷時)。入力はXLR(バランス)とRCAとなっている。

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