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どちらも192kHz/24bitとDSD 5.6MHz再生に対応、JAVSから単体DACとDAC内蔵ヘッドフォンアンプが登場

» 2014年01月10日 23時36分 公開
[ITmedia]

 zionoteは1月10日、JAVSの据え置き型DAC「X3 HDSD DAC」およびDAC内蔵のヘッドフォンアンプ「X3 HDSD HPA」を発表した。価格はいずれも4万円(税抜き)。1月27日に発売する予定だ。

DAC内蔵のヘッドフォンアンプ「X3 HDSD HPA」

 いずれもCirrusLogicの「CS4398」を搭載し、192kHz/24bitまでのPCM音源および2.8M/5.6MHzのDSDネイティブ再生に対応する。AクラスMOSFETディスクリートによるアンプ回路を搭載し、「X3 HDSD DAC」は背面にアナログ出力を、また「X3 HDSD HPA」は前面にヘッドフォン出力を用意している。アナログ回路のオペアンプはソケット式としており、ユーザーが好みで交換することも可能だ。

DAC「X3 HDSD DAC」

 また両モデルともJAVSの独自インタフェース「JAVSLINK2」を搭載。これはオーディオ機器内部の回路に流れるI2Sというデジタル信号をそのまま外部と入出力できるというもの。I2Sによる伝送は音質的には有利ながらノイズに弱く、ケーブルを使った機器間接続に利用することはできなかったが、JAVSではノイズに強いHDMIケーブルを流用することで機器間伝送を可能にしたという。

 DACの「X3 HDSD DAC」にはJAVSLINK2の入力が1系統、ヘッドフォンアンプの「X3 HDSD HPA」には入力と出力を各1系統用意。アナログ出力とヘッドフォン出力の両方を利用したい場合はHDMIケーブルで接続すればいい。また同社のほかの対応DACなどと接続することも可能だ。

 本体サイズと重量は2機種共通で、137(幅)×153(奥行き)×36(高さ)ミリ、約0.6キログラム。USBケーブルとACアダプターが付属する。

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