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» 2014年02月10日 18時47分 UPDATE

AKGの新フラグシップ「K812」が登場――ヒビノが発売

ヒビノは、AKGのオープンエアー型ヘッドフォン「K812」を2月14日に発売する。AKGブランドのフラグシップモデルに位置づけられるモデルだ。

[ITmedia]

 ヒビノは2月10日、AKGのオープンエアー型ヘッドフォン「K812」を国内販売すると発表した。AKGブランドのフラグシップモデルに位置づけられるモニタリングヘッドフォンだ。2月14日に発売予定で、価格はオープン。店頭では15万円前後になる見込み。

ts_hibino01.jpg 「K812」

 新開発のドライバーは、53ミリ径とAKG製品の中でも最大。これを磁束密度1.5ステラという強力な磁気回路で駆動することで、「広大なダイナミックレンジを獲得しながら、微細な信号も正確に再現する」(同社)という。また銅被膜アルミニウムを使用した2層構造のボイスコイルは軽量で、強い磁力の磁気回路とあわせて過渡特性を改善した。

 ダイヤフラムには複合材を用い、ダンピング性能を向上させながら分割振動を抑制。また振動板中央に筒状のパーツを近接させた“エアフロー・ドーム構造”を設け、ハウジングへ抜ける空気の流れをコントロールした。「オープンエアー型のハウジングは内部に不要な共鳴が生じず、生演奏を聴いているかのように音場が自然」(同社)。再生周波数は5〜5万4000Hz。感度は96dBと高く、インピーダンスは36オームと低めのため、ポータブル機器に接続してスタジオ外で使用することもできるという。

 イヤーパッドは、吸湿性と保温性に優れた合成皮革「プロテインレザー」を使用したアラウンドイヤータイプ(耳をすっぽりとおおうタイプ)だ。耳の裏側に接する面積を増やした立体構造に加え、耳の周囲と接する面の形状を保持する“3Dスローリテンション”技術を採用。頭部側面への圧迫を軽減して心地よく密着するという。ヘッドバンドはメッシュ構造で蒸れにくくなっている。

 筐体(きょうたい)はアルミダイキャスト製で、表面にさびを防ぐ効果もあるアルマイト処理を施した。ケーブルは片出しタイプの着脱式とし、着脱部分には信頼性の高いLEMOコネクターを採用。3メートルのOFCストレートケーブルが付属する。本体重量は398グラム(ケーブルを除く)。

 このほか、木製のヘッドフォンスタンドやネジ固定式の標準プラグアダプター(金メッキ仕様)など付属品もぜいたく。なお、本体はAKGのお膝元であるオーストリア・ウィーンで職人による手作業で組み立てられ、厳密な検査の後で固有のシリアルナンバーが付与されるという。2年間の長期保証が付く。

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